昨年、スマートフォンパネルの約70%が中国製で、サムスンディスプレーは2位を維持。中国企業は成長を続ける見込み。
市場調査会社トレンドフォースによると、スマートフォンパネル供給の上位5社のうち4社が中国企業であり、これらの企業のシェアは合計で69.8%に達しています。
昨年のスマートフォンパネルの出荷量は前年比11.4%増の21億5700万台に達しましたが、トレンドフォースは今年の出荷量が昨年よりも3.2%減少すると予測しています。
これは、新モデルの発売による買い替え需要が昨年は高かったものの、今年はその需要がやや弱まる見通しだからです。
中国企業は引き続き成長を続け、シェアは70%を超えると予想されています。
出荷量の世界1位は中国のBOEで、昨年は6億1300万台を出荷し、シェア28.4%を記録しました。
今年の出荷量はさらに2.7%の増加が見込まれています。
2位はサムスンディスプレーが占めており、アップルとサムスン電子のスマートフォンラインナップの需要増加により、3億7800万台を出荷し、シェア17.5%を獲得しました。
しかし、今年はアップルの供給業者の多角化により出荷量が3.5%減少する見通しです。
出荷量の3位は中国のHJC、4位は中国のCSOTで、上位5社の中で韓国企業はサムスンディスプレーのみとなっています。
サムスンディスプレーはハイエンド製品を前面に打ち出し、中国企業との技術的な差別化を図る方針を示しています。
さらに、同社は来月3日に開催される世界最大の移動通信見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC2025)」で、最大5000ニットの明るさを持つ次世代スマートフォン用有機ELを展示することを発表しました。
この技術は、屋外でも室内のように鮮明に見える特性を持ち、最新のスマートフォン用有機ELと同じ電力で1.5倍ほど明るいとされています。
サムスンディスプレーのイ・ジュヒョン中小型ディスプレー事業部長は、「AI時代に対応した差別化された技術でリーダーシップを維持していく」と述べています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/eb3d5e2d9e044a09428b655d501995d02a313be9
コメントでは、韓国が日本の後を追っているという意見が多く見受けられました。
特に、日本が手を引いた分野で韓国がトップを謳歌していることに対して、棚ボタ的な成功であると指摘されていました。
日本が撤退した理由を考えれば、韓国がその地位を維持するのは難しいと考える人が多かったようです。
また、パネル生産に関しては、先進国では人件費や施設維持費が高く、商売として成り立たないという意見もありました。
さらに、日本企業が技術者を引き抜かれ、中国が安価な製品を作るようになるという懸念もありました。
中国が特許や企業秘密だけでなく、人材も盗んでいるという見方もありました。
これに対し、技術者が企業に入っても、長くは持たずにクビになることが多いという意見もありました。
日本の企業が撤退していく中で、日本の衰退が進んでいるという悲観的な見解もあり、営業力の不足が問題視されていました。
全体として、日本の現状に対する懸念や批判が多く寄せられていたことが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
結局のところ韓国は日本の後追いしかできなかったわけで、
日本企業はちょこちょこと技術者を抜かれて、持っていかれ、
全て基礎のは日本にね。
日本企業が撤退、、、、もう順調に目に見えて日本は衰退していますね。
笑ってるのは欧米だけです。