シニア世代のスマホ利用が増加中。相談内容や困りごとを解決する施設も登場し、便利さと戸惑いが共存している。
テレビ朝日系のニュースによると、80代の女性がスマホ歴約1年で、日常生活においてバスの時刻や歯医者の情報を調べるためにスマホを活用。
彼女は「分からないことが多いが、調べることで視野が広がる」と話しており、スマホを使う楽しさを感じている様子が伺える。
また、70代のiPhoneユーザーや80代のAndroidユーザーも登場し、特に写真の共有や思い出の保存にスマホを利用していることが分かった。
一方で、シニア層にはスマホに対する困りごとも多い。
東京・港区には、スマホのトラブルを解決するための相談施設があり、83歳の女性が歩数計アプリの消失について相談し、スタッフによってアプリを再インストールされて問題が解決した。
相談スタッフによると、最近は行政手続きやチケット予約をオンラインで行いたいというニーズも増えているという。
総務省の調査によれば、60代のスマホ所有率は8割以上に達しているが、ガラケーを使い続けるシニアも存在する。
80代で20年以上ガラケーを使用している男性は、スマホの便利さを理解しつつも、「使えるから変えるつもりはない」と話している。
多くのシニアがLINEを利用しているが、機能が多すぎて戸惑うこともある。
71歳の男性は、GPS機能を使って忘れたスマホの場所を特定できた経験を語り、便利さを実感している。
このように、シニア世代のスマホ利用は進化しているものの、使いこなすためのサポートが必要な場面も多く、今後もこの傾向は続くと考えられる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/47c2f890470f818a5dc7b26390fa61d454d75eb8