うつ病が中高年の身体疾患リスクを高める研究結果

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うつ病のある中高年は、高血圧や鼻炎などの身体疾患を多く抱え、新しい疾患を速いペースで蓄積することが研究で明らかに。英国の研究で確認された重要な結果。

要約すると最近、英国エディンバラ大学の研究者たちが発表した研究によると、うつ病の既往歴を持つ中高年は、高血圧や鼻炎などの身体疾患を抱えやすく、さらに新たな身体疾患を速いペースで蓄積することが示されました。

この研究は、英国バイオバンク(UKB)に登録された17万2556人のデータを分析したもので、参加者は40~71歳の中高年層で、平均6.9年間にわたって追跡調査が行われました。

分析の結果、うつ病の既往歴がある参加者は、そうでない参加者に比べて、より多くの身体疾患を抱えており、追跡期間中の新たな身体疾患の蓄積ペースも32%速いことがわかりました。

さらに、社会人口統計学的特性や生活習慣因子で調整しても、疾患蓄積率は10%高いままでした。

最も一般的な身体疾患には、高血圧、アレルギー性および慢性鼻炎、変形性関節症が含まれ、追跡期間中に最も多く発症したのは変形性関節症、高血圧、胃食道逆流疾患でした。

この研究は、医学雑誌「PLOS Medicine」に掲載され、うつ病の影響が中高年の身体的健康に与える深刻な影響を示す重要なデータとなっています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5a85897f414d377f0d4c113f007872ffdd281deb

ネットのコメント

うつ病が中高年の身体疾患リスクを高めるという研究結果に対するコメントでは、複合的な要因が影響していることが多くの人に理解されていました。

特に、腸内環境の良し悪しが脳の状態に大きな影響を与えるという最近の研究成果が注目され、腸活の重要性が強調されていたのです。

また、副鼻腔炎と鬱病の関連性について自身の経験を交えて言及するコメントもあり、身体的な健康状態が精神的な健康に影響を与える可能性が示唆されていました。

さらに、降圧剤や抗アレルギー剤を使用することで元気が出るという意見もあり、医療の役割が再確認されました。

ストレスが身体に悪影響を及ぼすことが理解され、うつ病は心の病という認識を超えて脳の病と捉えるべきだという意見もありました。

こうしたコメントは、うつ病に対する理解を深めるための重要な視点を提供していました。

ネットコメントを一部抜粋

  • こういうのって複合的な要因があるから、単純にこれだからこれ、みたいなのでは無いだろうけど、最近の研究で分かってることは、腸内環境の良し悪しが脳の状態にかなりの影響を与えているということ。

  • 副鼻腔炎があると鬱になりやすいと医者にも言われました。

    私にもあるから見当違いな話ではないのかも。

  • 降圧剤で血圧値をコントロールし、抗アレルギー剤で鼻炎を抑える、元気出ます。

  • うつ病は精神的ストレスからくるものだからストレスが体に悪いとよくわかりますね。

  • うつ病は心の病などといまだにいってるから進歩がない。

    うつ病は脳の病です。

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