アルゼンチンの迷宮ミステリー映画「トレンケ・ラウケン」が4月26日から全国公開。監督ラウラ・シタレラが描く多様なジャンルを超えた物語が話題に。
要約するとアルゼンチンの映画コレクティブ〈エル・パンペロ・シネ〉の中心メンバー、ラウラ・シタレラ監督による迷宮ミステリー映画「トレンケ・ラウケン」が、4月26日(土)より全国で順次公開される。
この作品は、4時間を超える長編で、アルゼンチンの片田舎トレンケ・ラウケンを舞台に、植物学者のラウラが失踪するところから物語が始まる。
彼女の恋人ラファエルと同僚エセキエルは、彼女の行方を追い、町や平原を彷徨う中で、様々な謎と秘密に直面する。
物語は多方向に広がり、観客を未知の境地へと誘う。
特に、ボルヘスやボラーニョを彷彿とさせる複雑な構成が特徴であり、探偵ものやメロドラマ、クィア、フェミニズム、SFなど多様なジャンルを融合させている。
第79回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門で上映され、2023年のカイエ・デュ・シネマ誌の年間ベストテンで第1位に選ばれたことも話題だ。
昨年末には下高井戸シネマでの限定上映が全回満席となり、全国公開が待望されている。
さらに、公開を記念してラウラ・シタレラ監督の特集上映も予定されており、映画ファンにとって見逃せない機会となるだろう。
予告編は新鋭・宇和川輝監督が手掛けており、公式サイトでの情報もチェックしておきたい。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e82cba16650880c61cdc046a7260ac38c0d7e921