クルド人武装組織PKKの創始者が武装闘争停止を求め、解散を要求。実現の可能性は不透明。
この書簡は、親クルド政党の関係者によってオジャランの収監先から持ち出され、内容が公表された。
オジャランは書簡の中で「武器を置くよう求める。
歴史的責任は私が引き受ける」と述べ、PKKに対し会議を開いて解散を決定するよう求めている。
PKKは、1980年代からトルコ国内で反政府武装闘争を展開し、これまでに約4万人が死亡したとされており、欧米諸国からはテロ組織として指定されている。
オジャランの呼びかけが実現すれば、PKKの武装解除や組織解散につながる可能性があり、これは歴史的な出来事となるだろう。
しかし、実際に武装解除や解散が実現するかは不透明であり、PKKは隣国シリアのクルド人民兵組織と連携しているため、シリア情勢にも影響を及ぼす可能性がある。
オジャランは1999年に拘束され、国家反逆罪で死刑判決を受けたが、2002年に終身刑に減刑された。
彼は2013年に事実上の停戦宣言を行い、PKKとトルコ政府との間で和解の機運が高まったものの、シリア内戦の影響や続発するテロによって対立が再燃している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e48331434ad187f3257930cea66448dde9cf147f
コメントの内容は、PKK創始者の武装闘争停止の提言に対する多様な意見を反映していました。
多くの人が、クルド人が帰国することで難民問題が解決されるという見解を示しており、これにより日本での難民申請も無意味になると考えていました。
また、武装組織については、暴力によって利を得ようとする人々が集まる傾向があり、創始者が解散を求めても従うか疑問視する声もありました。
さらに、トルコにおけるクルド人の存在や、彼らがすでに独立した基盤を持っていることから、PKKの影響力は薄れているとの意見もありました。
武装闘争が時代にそぐわない行為であることを指摘し、指導者にはそれを理解する必要があるとの考えもありました。
一方で、ウイグルの状況を引き合いに出し、楽観視できないという懸念も示されていました。
最後に、武器を捨てて議会活動に戻るべきとの意見もあり、今後の活動のあり方についての考察がなされていました。
ネットコメントを一部抜粋
これが実現したら、いわゆるクルド難民は問題なく帰れるから、難民じゃなくなりますね。
この手の武装組織って結局のところ暴力で利を得たい人間が集まりやすいだろうし。
じっさいトルコでは何所にでもクルド人を先祖に持つのは何所にでも居るし。
今どき武装闘争をして自らの主張を通そうとする行為は世界から支持されません。
ウイグルのようになるから楽観視出来ないですね。