FBIが警告する北朝鮮関与のBybit窃盗事件

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

FBIは、Bybitから盗まれた暗号資産に北朝鮮が関与している可能性があると警告。盗まれた資産は法定通貨に転換される恐れがあり、Bybitは報奨金プログラムを発表しました。

要約すると2023年2月26日、米連邦捜査局(FBI)は、暗号資産取引所Bybitから盗まれた約40万1346ETH(当時のレートで約2100億円)に関して、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が関与している可能性があるとする公開サービス告知(PSA)を発表しました。

この事件は、FBIが「TraderTraitor」と称する北朝鮮のサイバー攻撃の一環であるとされ、盗まれた資産は最終的に法定通貨に転換される危険性があると警告しています。

FBIによると、攻撃者は盗んだ暗号資産の一部をビットコインや他の暗号資産に変換し、複数のブロックチェーン上の数千のアドレスに分散させているとのことです。

また、FBIはこれらの資産がさらに洗浄され、最終的には法定通貨に交換されると予測しています。

事件発生直後から、研究者たちも北朝鮮の関与について言及しており、Bybitは25日に盗まれた暗号資産の追跡と凍結に協力した人に対して総額1億4000万ドルの報奨金を提供することを発表しました。

この報奨金プログラムは「LazarusBounty」と名付けられており、Lazarusは北朝鮮のハッカー集団Lazarus Groupに由来しています。

現在までに9人の貢献者に対して合計423万ドルが支払われており、さらなる協力を促す動きが見られます。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fb7783e42fc644faa907143362eb3780c91be963

関連URL

2025年最新!暗号資産のニュースに関するまとめ

2025年最新!北朝鮮のニュースに関するまとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。