キャリアの呪縛から逃れられないスマホ市場の現状

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

携帯電話キャリアの決算が発表され、販売数は減少傾向に。総務省の規制強化にも関わらず、キャリアからの脱却が進まない現状が浮き彫りに。

要約すると2024年度第3四半期の携帯電話キャリアの決算が発表され、docomo、KDDI(au)、SoftBankの3社が端末販売数を公表しました。

合計で667.5万台に達しましたが、スマートフォンとガラケーの区別がないため、実際の販売数は不明確です。

過去数年間のデータを振り返ると、21年度は3082.2万台、22年度は2571.6万台、23年度は2442.6万台と、販売数は年々減少しています。

特に、24年度第3四半期までの販売数は1804.0万台で、前年の23年度を下回る見込みです。

これは、総務省が電気通信事業法ガイドラインを改正し、キャリアの廉価販売を取り締まった影響が大きいです。

最近の規制強化により、キャリアは様々な対抗策を講じており、端末を月額数十円でレンタルする形態が主流となっています。

このような状況下で、キャリアフリーやMVNO(仮想移動体通信事業者)への移行が進んでいないことも問題視されています。

キャリアの販売台数構成比は依然として高く、3社合計で6~7割を占めており、キャリアフリーの比率は1割台後半にとどまっています。

このように、ユーザーはキャリアから抜け出せない現実が浮き彫りとなっており、今後もこの状況が続くのか注目されます。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/73c61cc6dbb93dd9d76a6846f95e22803f07a98d

ネットのコメント

多くのコメントでは、現在のスマホ市場におけるキャリアの影響力や、ユーザーが抱える不安についての意見が寄せられました。

特に、通信品質が低下することへの懸念や、災害時の安定性を重視する意見が目立ちました。

田舎の地域では、キャリアメールの利用や手続きの煩雑さから、キャリアに縛られている人が多いと感じられていました。

また、総務省による端末割引の規制が、乗り換えの動機を薄れさせているとの指摘もありました。

さらに、キャリアを利用することで得られる安心感やサポートの重要性が強調され、特に高齢者層はサポートを重視してキャリアを選ぶ傾向があるようです。

対照的に、知識があるユーザーは格安SIMを利用して通信費を抑えることができるため、経済的な選択肢として格安SIMが支持されていることも伺えました。

しかし、多くの人がキャリアから離れない理由として、通信料金の高さや端末の購入方法に対する不安が挙げられ、特に高額なスマホを購入するためにキャリアを選ぶ人が多かったです。

結果として、キャリアの選択が経済的な負担を増やしているとの意見もありました。

全体として、キャリアに対する依存が続く一方で、格安SIMの選択肢が増えている現状に対する意見が多く見られました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 通信品質が落ちないか心配だとか、未だにキャリアメールを使っているとか。

  • 大手キャリアを使い続けるのは、安心感と災害時の利便性というか。

  • 何を望むのかですね、キャリアの店なら全てやってくれ。

  • 大容量通信を外で行うならキャリアの高額プランも正当化できる。

  • 単純にキャリアでの端末販売を禁止して、回線と端末販売を分離するしかない。

関連URL

2025年最新!スマートフォンのニュースに関するまとめ

2025年最新!KDDIのニュースに関するまとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。