岩手・大船渡の山林火災、悪化する消火活動の現状

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岩手県大船渡市の山林火災が悪化。少雨と強風が原因で延焼が続き、消火活動が難航している。地形や気象が影響し、地域住民の安全が脅かされている。

要約すると2023年2月28日、岩手県大船渡市で発生した山林火災は、悪条件が重なり延焼が続いている。

火災は19日以降、周辺の山で相次いで発生し、異例の少雨による空気の乾燥や強風が原因で燃え広がったと考えられている。

地形や気象状況も消火活動を妨げており、被害拡大を招いている。

岩手県立大防災復興支援センターの杉安和也副センター長は、強い風と乾燥した環境が火災の拡大を助長したと指摘している。

特に26日には強風注意報が発令され、最大瞬間風速18.1メートルが観測された。

19日にも山林火災が発生し、陸前高田市でも25日に火が出た。

これらの出火地点では、いずれも強風が吹いていた。

乾燥した冬の山では、落ち葉や木の表皮など可燃物が多く、延焼遮断帯がないため、火が広がるスピードが速い。

消火活動は特に難航しており、現場周辺には消防車両が進入できる道が少なく、消火栓も遠いため水の確保が難しい状況だ。

ヘリコプターによる放水が有効とされているが、強風の影響で当初は出動が難しく、出動可能になった翌日にはすでに広範囲に火が広がってしまったため、消火に時間がかかっている。

今後の対応が求められる中、地域住民の安全確保が急務となっている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d2fa5ae761c8a9bbdaa3f384f3406ef7c717f40d

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