大船渡市での山林火災が続き、住民の避難が拡大。自衛隊が消火活動を行う中、避難所の混雑や不安が高まっています。
数キロ離れた道路からも白煙が立ち上る様子が確認され、自衛隊のヘリコプターは火災現場に海の水を運ぶために頻繁に往復しています。
避難指示が日増しに拡大する中、避難所に身を寄せる住民の数は増加しており、市文化会館の担当者は「満杯です」と語っています。
避難した住民の一人、今野伸二さん(61)は自宅の状況が分からず不安を募らせ、「早く家に帰りたい」とその願いを口にしました。
さらに、避難所では延焼の地図を気にする住民もおり、火災の影響を受けた地域に親族がいる人々の間には、過去の東日本大震災の記憶が重なり、深いショックを与えています。
特に、津波で祖母を亡くした男性は、妻の実家が火災に見舞われたことを知り、途方に暮れています。
避難所では、火災の状況を知らせる情報が掲示されているものの、被害の全容は不明で、「とにかく情報が欲しい」と住民たちは切実に訴えています。
火は市の中心部にも迫り、避難所周辺には焦げたようなにおいが漂い、住民たちの不安と緊張はピークに達しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9b561557dd74906b1decad3ec7686ee08cfd7e3e
大船渡市での山林火災に関するネットのコメントでは、消火活動に対する感謝の声が多く寄せられました。
特に、岩手から茨城県に向かう高速道路で、東京や埼玉、千葉、群馬からの消防車が100台以上も出動しているのを目にした方が、その支援に感謝の意を示していました。
また、住民の避難所や消防支援のための準備が大変であることも指摘され、特に食料や休憩場所の確保が重要であるとの意見がありました。
さらに、夜間でも活動できるヘリコプターや大型飛行機、照明設備の必要性についても言及され、消火活動の強化を望む声がありました。
火災の収束が見えない中で、今後の状況に対する不安も表現されており、住民の心配が伝わってきました。
最後に、東日本大震災を経験した方が、山火事で家を失った人々の悲しみを思いながらも、関東のスギ林が燃えることを願うという意見もあり、花粉問題に対する不満が垣間見えました。
このように、コメントには感謝や不安、希望が織り交ぜられていました。
ネットコメントを一部抜粋
消火応援で東京、埼玉、千葉、群馬の消防車100台以上とすれ違いました。
住民の避難所や消防支援の休憩場所や食料品とか確保に手配は大変な事になるでしょうね。
夜間でも飛べるヘリや、大型の飛行機、照明設備などあればいいなと思います。
本当に、この火災は、収まる気配が無いなぁ……。
関東のスギ林こそ燃えて欲しいと思うのは私だけか?