岐阜県と三重県で野焼きが原因の火災が相次ぎ、81歳男性が死亡、85歳女性が軽傷を負いました。乾燥注意報も発令中で、火の取り扱いに注意が必要です。
岐阜県本巣市上保の郡府山では、午前10時過ぎに目撃者から「パンパンと音がする。
裏山から火の手が見える」との通報があり、消防が出動しました。
火は約1時間後に消し止められましたが、焼けた面積は約100平方メートルに及び、85歳の女性が軽いケガを負いました。
女性は警察に対し、「枯れ草を燃やしていたら燃え移った」と証言しており、警察と消防は野焼きが火事の原因と見て調査を進めています。
さらに、午後1時10分頃には三重県伊賀市でも野焼きが原因と考えられる火災が発生し、畑で作業中の81歳男性が命を落としました。
このような火災の発生は、特に乾燥した気候条件下での野焼きが危険であることを示しています。
愛知県全域と岐阜県美濃地方には乾燥注意報が発令されており、気象台は火の取り扱いに対する注意を呼びかけています。
火災の影響で人命が失われる事態は非常に悲しいことであり、今後の火の取り扱いについても慎重さが求められます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7b556d1275dbb84823a433f8c260d5dfaca2d953
岐阜・三重での野焼き火災に関するコメントでは、特に高齢者による野焼きの危険性や、その影響についての懸念が多く寄せられていました。
多くのコメントが、高齢者が過去の習慣に固執し、火の扱いを軽視していることを指摘し、野焼きが引き起こす火災のリスクを強調していました。
また、野焼きがもたらす環境への影響や、煙による健康被害についても多くの意見があり、特に農薬や化学物質が含まれる煙が人体に及ぼす影響を懸念する声がありました。
法律が野焼きを禁止しているにもかかわらず、実際には多くの場所で行われている現状に対して、法律の厳格化や罰則の強化を求める意見が目立ちました。
さらに、地域住民が野焼きに対して無関心であることや、注意しても改善されないケースも多く、解決策が求められていました。
これらのコメントからは、地域の安全を守るために、野焼きの問題を真剣に考える必要があるという強いメッセージが伝わってきました。
ネットコメントを一部抜粋
確かに良い野焼きの危険性はしっかり周知して行わないようにしなくてはいけない。
農薬のほとんどは、野焼きの温度で熱分解せず煙と一緒に近辺にばらまかれる。
早朝、煙たくて喉痛くて起きた事があります。
高齢者は火を軽く見すぎだと思う。
日本中が異常乾燥してる時に老害農家が簡単に野焼きをして大災害になって。