第97回アカデミー賞で『教皇選挙』のピーター・ストローハンが脚色賞を受賞。作品は新教皇選出の緊迫感あふれる物語を描いています。
要約すると第97回アカデミー賞において、ピーター・ストローハンが手掛けた『教皇選挙』が脚色賞を受賞しました。
この作品は、エドワード・ベルガーが監督を務めており、彼は『西部戦線異状なし』で第95回アカデミー賞の国際長編映画賞を含む4冠を達成した実力派です。
『教皇選挙』は、カトリック教会の最高指導者であるローマ教皇の死去から始まる物語で、ローレンス枢機卿が新教皇を選出するための教皇選挙「コンクラーベ」を執り行う様子を描いています。
世界中から集まった100人以上の候補者の中で、システィーナ礼拝堂の閉ざされた扉の向こうで極秘の投票が行われ、陰謀やスキャンダルが渦巻く緊迫した状況が展開されます。
ローレンスはその過程で、バチカンを揺るがす秘密を知ることになります。
ストローハンは過去に『裏切りのサーカス』でオスカーノミネートの経験がありますが、今回が初の受賞となります。
脚色賞のノミネートには、他にも『名もなき者／A COMPLETE UNKNOWN』のジェームズ・マンゴールド、ジェイ・コックスや、『エミリア・ペレス』のジャック・オーディアール、トーマス・ビデガン、レア・ミシウス、ニコラス・リヴェッキ、そして『ニッケル・ボーイズ』のラメル・ロス、ジョスリン・バーンズ、また『シンシン／SING SING』のクリント・ベントレー、グレッグ・クウェダー、クラレンス・マクリン、ジョン“ディヴァインG”ホイットフィールドが名を連ねています。
今回の受賞は、ストローハンの才能が高く評価された結果と言えるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/90917aef4cd9eabfb2d9441979fe250b2280054f