エンタメ業界で進むチケット転売対策により、ファンのコンサートへの向き合い方が変化しています。転売撲滅の動きに賛同する声もあれば、良席を求める葛藤も見られます。
この法律によって、コンサートやイベントのチケットの不正転売が禁止され、違反者の逮捕も増加しています。
例えば、STARTO ENTERTAINMENTは、同社の契約タレントのコンサートチケットを転売していた人物に対し、ファンクラブからの退会措置を取るなど、厳しい対策を講じています。
さらに、チケット売買サイト「チケットジャム」に対しても、発信者情報開示命令を求める申立を行い、転売行為を取り締まっています。
これにより、特に人気のあるアーティストのチケットが転売される事例が減少することが期待されています。
転売撲滅に向けては、デジタルチケットの導入や顔認証システムの導入、入場時に座席が判明するシステムの採用など、さまざまな手法が試みられています。
しかし、ファンの間では「良席が取れなくなるのではないか」という不安も広がっています。
20代の女性ファンは、転売ヤーによってチケットが取りやすくなることを期待しつつも、転売から良席を購入することに葛藤を感じています。
40代の男性ファンも、推しメンの卒業コンサートで良席を確保するために高額な転売チケットを購入した経験があり、今後の運営側の取締りが厳しくなることに不安を抱いています。
チケット転売対策が進む中で、ファンは「公式から高額でも良席を売ってほしい」といった声も上がっており、今後のサービス展開が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/77ececcccc36c5c10017528afc8e4c779b7ddbd4
エンタメ業界のチケット転売問題について、多くのファンがコメントを寄せていました。
特に、転売対策として公式リセール制度の導入や、チケット価格の見直しが必要だとする意見が目立ちました。
ファンの中には、定価で購入したチケットが急遽行けなくなった場合に、合法的に転売できる仕組みを求める声もありました。
また、人気のアーティストのチケットは高額転売が横行しており、特にファン同士の定価での売買を促進するための公式な仕組みが必要だとの意見もありました。
入場時の本人確認を厳格に行うことで、転売の抑制が期待されるとの声もあり、これにより真面目に申し込んでいるファンが報われる環境づくりが重要だとされていました。
さらに、全通を目指すファンの行動が転売を助長しているとの指摘もあり、業界全体の健全化が求められていることが伺えました。
全体として、ファンがより公正にチケットを入手できるようなシステムの改善が必要だという意見が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
ジャニーズの理念だと、お金のない学生でもチケットが買えて、良い席が当たるかもしれないという一律抽選。
高額転売は良くないと思うが、定価でチケット取れても予定が悪くなってしまって合法的に転売したい人もいる。
スタート社はここ何年も転売で騒がれているのになぜリセールを導入出来ないのか謎すぎる。
転売はいわゆるダフ屋ではなくファンが行っていることが多い。
高額転売対策は大事だが全ての興行に対してリセール制度を必須にして欲しい。