クリント・イーストウッド主演のドル3部作が再注目。マカロニウエスタンの魅力を再発見し、2024年11月に特集上映が開催される。
『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』の3作品は、いずれもセルジオ・レオーネが監督を務め、エンニオ・モリコーネが音楽を担当した名作である。
特に、イーストウッドが無精髭をたくわえ、ポンチョを身にまとった姿は、アメリカ製西部劇とは異なる新たなヒーロー像を築き上げ、観客を魅了した。
筆者は『用心棒』よりも『荒野の用心棒』を先に観たが、その衝撃的な面白さは映画ファンになるきっかけとなった。
マカロニウエスタン特有のバイオレンスとガンアクション、そして特徴的な“ドキューン”という銃声に心を奪われた。
『夕陽のガンマン』では、リー・ヴァン・クリーフが不敵な役柄を演じ、作品全体を引っ張る存在感を示した。
また、『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』は大予算で制作された叙事詩的な作品で、特にイーライ・ウォラックのトゥーコは、演技力でイーストウッドやクリーフを上回る存在感を放った。
この3部作のスタイルは、後にイーストウッドが監督した『許されざる者』に結実し、映画史に名を刻むこととなる。
2024年11月2日から8日まで、東京・早稲田松竹で『ドル3部作』と『許されざる者』の特集上映が行われる予定で、映画ファンには見逃せないイベントとなっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4c493153e8295d671495dca6c16fb02fdf37d751
クリント・イーストウッドのドル3部作特集に対するコメントは、彼の演技やキャラクターの魅力について多くの称賛が寄せられました。
特に、彼が演じたキャラクターが西部劇のヒーロー像を覆したことに対する驚きや感銘が感じられました。
コメントの中には、リー・ヴァン・クリーフの役柄に触れ、彼が『真昼の決闘』での印象的な登場を果たしたことを挙げるものもあり、映画の歴史的背景に対する理解が示されていました。
また、従来の清潔感のある保安官像とは異なる、無精ひげを生やした新しいヒーロー像が登場したことが、視聴者に強いインパクトを与えたという意見もありました。
さらに、イーストウッドが演じるキャラクターのセリフや行動に対する印象も多く語られ、彼の存在感がいかに特異であったかが強調されていました。
全体的に、クリント・イーストウッドの作品が持つ影響力や、彼のキャラクターが与えた新しい視点についてのコメントが目立ち、映画ファンの熱い思いが伝わってきました。
ネットコメントを一部抜粋
リー・ヴァン・クリーフは、かの『真昼の決闘』で開巻直後に顔が大写しになり、銃撃戦がはじまると一番先に撃たれてしまう役で出演していましたね。
西部劇のヒーローは黒のベストに真っ白いワイシャツを着た清潔感のある保安官(シェリフ)が当たり前だったころに無精ひげの汚らしいニューヒーローが出てきたのはインパクトが大きかった。
クリント・イーストウッドのSAAのトリガーガード&バックストラップは真鍮製じゃないぞー!
「俺、いい奴」「俺、悪い奴」「俺、汚ない奴」バキューーン!