ファントムがSimpleHashを買収しトークンデータを強化

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ファントムがシンプルハッシュを買収し、トークンデータの精度を向上。これによりユーザーはよりリアルタイムな情報を得られるようになります。

要約すると暗号資産ウォレット「ファントム(Phantom)」が、トークンおよびNFTデータを提供する「シンプルハッシュ(SimpleHash)」を買収したことを2月26日に発表しました。

買収額は公表されていませんが、「シンプルハッシュ」は1秒あたり数千のリクエストを処理できるインフラを持つデータプラットフォームで、80以上のブロックチェーンに対応しています。

このプラットフォームは、トークンやNFTの市場価格やメタデータへの即時アクセスを提供するマルチチェーントークンAPIを備えています。

今回の買収により、シンプルハッシュのチームがファントムの開発運営に加わることで、ファントムの機能が強化され、ユーザーはより正確なトークンデータを取得できるようになります。

具体的には、DEX(分散型取引所)の価格や過去の取引データ、リスト情報、入札情報の即時更新、NFTのメタデータのリアルタイム更新、詐欺トークン排除のスパム対策、トラフィックピーク時でもスケーラブルな環境を提供する機能が強化される予定です。

ただし、シンプルハッシュの既存サービスは3月27日をもって終了します。

この買収は、ファントムにとって過去8ヶ月間で3件目のもので、2024年にはNFT向けウォレットやプラットフォームを提供するビットスキー(Bitski)や、ゲーム開発スタジオのブロウフィッシュ(Blowfish)を買収しています。

また、ファントムは今年1月に1億5000万ドル(約224億円)のシリーズC資金調達を完了し、評価額は30億ドル(約4,482億円)に達しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d752a4b306f50f318cfc7233ccab7e6ceaee43f4

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