中国電力が島根原発で重大事故を想定した訓練を実施。冷却機能喪失のシナリオで、参加者に事前情報なしで行われた。
要約すると中国電力は4日、島根原発2号機(松江市)で重大事故を想定した訓練を実施しました。
この訓練は、原子炉の冷却機能が喪失した場合を想定して行われ、島根2号機が再稼働して以来、原子力災害対策特別措置法に基づく初の総合防災訓練となります。
訓練は、参加者に事前に事故内容を伝えない方式で行われ、緊急時の対応力を高めることを目的としています。
訓練では、松江市で最大震度6強の大地震が発生したというシナリオのもと、原発構内に異常事態を知らせる放送が流れました。
これを受けて、岩崎晃島根原発所長をはじめとする参加者は、標高約50メートルの高台にある施設に集合し、モニターを通じて原子炉の状況を共有しました。
その後、現場に対して指示を出す手順を確認し、実際の事故発生時に迅速かつ適切に対応できるような訓練を行いました。
このような訓練は、原発の安全性を確保するために非常に重要であり、今後も定期的に行われる予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fed3a228d0367bda3c8a7b71ba0c5b8311244444