デンソーテンが顔画像から内面状態をAIで推定する技術を発表。ヒヤリハットや居眠りの予兆を非接触で検出可能。
要約するとデンソーテンは、3月4日にカメラで撮影した顔画像から人の内面状態を推定するAI技術を発表しました。
この技術は、脳波や心拍データと顔の特徴量を関連付ける独自のアルゴリズムを用いており、非接触で「ヒヤリハット」や居眠りの予兆を検出することができます。
具体的には、脳波や心拍などの生体情報から得られる「ヒヤリとする」「頭がぼんやりする」といった内面的な状態と、顔画像から抽出した各パーツ(眉、目、鼻、口など)の特徴量との相関関係をAIモデルとして構築しています。
このモデルに基づき、カメラで取得した顔画像から特徴量を抽出し、内面状態を推定する仕組みです。
デンソーテンは、この技術を活用して、より安心・安全なモビリティ社会の実現を目指しています。
神戸大学大学院医学研究科の曽良教授は、この技術が人の内面を理解し、快適で充実した生活を実現するために重要であるとコメントしています。
なお、この技術は3月5日から7日にかけて芝浦工業大学で開催される「情報処理学会 第212回ヒューマンコンピュータインタラクション研究会」で発表される予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9b82c6158756df1eafa108f39739181d32c876cd