ディズニーが最大のクルーズ船「ディズニー・アドベンチャー」をシンガポール発で12月に就航。テーマパークの要素を取り入れた船内で特別な体験が楽しめる。
このクルーズ船は、総トン数20万8000トン、乗客定員約6000人、全長341メートルという規模を誇り、ディズニーのクルーズ船として初めてアジアに拠点を設ける。
主に寄港なしの3~4泊の短期クルーズを提供し、船内にはテーマ別に七つの「ランド」が設けられる。
特に注目されるのは「マーベル・ランディング」で、ここには約250メートルのジェットコースター「アイアンサイクル・テスト・ラン」が設置される予定だ。
さらに、「トイ・ストーリー・プレース」では水遊びが楽しめ、「サンフランソウキョウ・ストリート」ではゲームや訓練シミュレーターが用意されている。
シアターやガーデンではさまざまなショーが行われ、エンターテインメントの充実も図られている。
また、ディズニー・クルーズ初の「マーベル・スタイル・スタジオ」では、子どもたちがヒーローに扮装することができ、大人たちも専用ラウンジでリラックスできる。
さらに、ディズニーパークで人気の「ビビディ・バビディ・ブティック」も導入され、子どもたちがディズニー映画のお姫様に変身する体験が可能だ。
最も豪華な客室は「アナと雪の女王」をテーマにした「コンシェルジュ・ロイヤル・スイート」で、船内には多様なレストランも揃っている。
この船は、もともと香港のクルーズ会社が建造していたが、2022年に経営破綻し、ディズニーが買い取った。
現在、ほぼ完成しており、12月15日に就航予定で、来年9月までの予約も受け付けている。
さらに、東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランドも、2028年度にディズニー・クルーズを開始する計画を持っている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8cff12b6ce4c7b29cf516cb8de60d4a531f284dc