イーサリアムの次期アップグレード「Fusaka」の概要と実施予定

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イーサリアムの次期アップグレード「Fusaka」は2025年中に実施予定で、PeerDASやブロブの拡張が含まれる見込みです。

要約するとイーサリアムの共同創設者であるヴィタリク・ブテリン氏が、次期アップグレード「Fusaka」を2025年中に実施する必要があると発表しました。

このアップグレードは、最近実施された「ペクトラ(Pectra)」の次に位置づけられ、主に分散型データ共有システムPeerDASをレイヤー1に実装することが計画されています。

さらに、レイヤー2ネットワークがデータをブロードキャストする際に使用する「ブロブ(Blob)」の拡張も予定されており、理想的な目標値は48、上限値は72とされています。

ブテリン氏は、ペクトラが正式に稼働した翌日に、これらのブロブパラメータで実行される「Fusaka」テストネットを立ち上げる意向を示しています。

このアップグレードは、コンセンサス層の「フルー(Fulu)」と実行層の「オオサカ(Osaka)」を統合したものであり、詳細は未定ですが、ペクトラで実装できなかったいくつかのEIP(イーサリアム改善提案)が盛り込まれる予定です。

なお、ペクトラのアップグレードは2月24日にテストネット「ホルスキー(Holesky)」で実装され、次にテストネット「セポリア(Sepolia)」での実装が3月5日に予定されています。

メインネットの実装日は、セポリアでの実装が順調に進むことを前提に、3月6日に行われる「Ethereum All Core Developers(ACD)コール」で決定される見込みで、開発者たちはメインネット実装が4月初旬に行われると予想しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bf940db2a1557c24d41fe41ec2318935d9b58f95

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