大船渡市の山火事で初めての雨が降り、消火活動に期待が高まっています。住民たちは待望の雨に喜びを感じていますが、鎮圧後も再出火のリスクが残るため、注意が必要です。
要約すると岩手県大船渡市で発生した山火事が1週間経過し、初めての雨が降ったことで消火活動に期待が寄せられています。
火災は大船渡市内の3カ所から始まり、日々拡大を続け、現在では2900ヘクタール以上が焼失しました。
これは大船渡市の面積の約9%に相当します。
避難している住民たちは、待ち望んだ雨に喜びを感じており、「傘をささずに雨を浴びたい」といった声も聞かれました。
雨が降ることで、山からは白い煙が立ち上り、専門家はこれが消火活動の進展を示す兆しだと指摘しています。
元東京消防庁のレスキュー隊員によると、雨が降ることで表面の温度が下がり、森林火災が鎮火に向かう可能性が高まるとのことです。
雨は6日明け方まで断続的に降り続き、総雨量は30ミリに達する見込みです。
専門家は、雨が続けば数日後に鎮圧が期待できると述べていますが、鎮圧後も消火活動は続く必要があると警告しています。
風が吹いたり晴天になったりすると水分が乾き、再出火の可能性が残るため、地上隊による確認作業が重要です。
鎮圧から完全な鎮火までには時間がかかるとのことです。
住民たちの不安を和らげるためにも、今後の雨の影響と消火活動の進展が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b1d6ec2a190a5b72ca7047928f0593b33cd358a6