ブラジルのサンパウロ州警察がカーニバル中にコスプレ警官を使って携帯電話盗難犯を逮捕。特にパワーレンジャーやマリオに扮した警官たちが活躍し、盗難件数が減少したことが報告されています。
要約するとブラジルのサンパウロ州警察は、カーニバル期間中に特撮ヒーローやゲームキャラクターに扮した警官たちが携帯電話盗難犯を逮捕したというユニークな取り組みを報告しています。
今年のカーニバルでは、携帯電話の盗難件数が昨年と比べて36％減少し、窃盗事件も24％減少したことが明らかになりました。
この減少は、覆面警官による潜入捜査や移動交番車の配置、テクノロジーの活用など多角的な戦略によるものとされています。
特に、コスプレ警官たちが目撃者に動画で撮影され、SNSで拡散されることで注目を集めました。
具体的には、パワーレンジャーに扮した警官たちがカーニバルのブロッコに潜入し、7人の容疑者を逮捕し、30台の携帯電話を押収しました。
特に印象的なのは、イビラプエラ公園近くでの捜査で、逃走した容疑者の一人が盗んだ携帯電話7台を持っていたためその場で逮捕されたことです。
さらに、この容疑者が他州のギャング団の一員である可能性も浮上し、捜査の結果、現金や他の携帯電話も押収されました。
また、女性警官が立ち入り禁止テープを使って犯罪現場を封鎖しながら潜入捜査を行い、さらに窃盗犯を逮捕する場面もありました。
同じくマリオやルイージに扮した警官たちも、携帯電話を盗んだ男を逮捕しました。
このような警察の戦術は、今年で2年目を迎え、警官たちは毎日衣装を交換して用心を図っています。
しかし、記事のコメント欄には「このような情報は犯罪者を利するので公開しない方が良い」という批判も寄せられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/da6ed40a6b9335ace1903d235394bf43b1958427