台湾第3原発で火災が発生したが、運転や放射線漏れには影響なし。原因調査中。
要約すると台湾南部の屏東県に位置する台湾電力第3原発で、6日に冷却関連設備付近で火災が発生しました。
消防が迅速に出動し、火は間もなく消し止められました。
台湾当局は、この火災が原発の運転に影響を及ぼすことはなく、放射線漏れも確認されていないと発表しています。
現時点では火災の原因についての調査が進められています。
現地の台湾メディアは、原発敷地内から黒煙が上がる様子を報じており、住民や周辺地域の安全が懸念される中での出来事となりました。
台湾の原発は、第1、第2、第3の各原発を含む計6基体制ですが、現在稼働しているのは第3原発のみです。
これは、民主進歩党(民進党)政権が脱原発を目指しているためであり、かつて建設が進められていた第4原発は、2011年の東京電力福島第1原発事故の影響で建設が停止されている状況です。
今回の火災は、台湾のエネルギー政策や原発の安全性に対する関心を再び呼び起こす出来事となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8e93cc281e6af220f3d2ac70b1db5ca6a925005a