マカオで輸入性デング熱感染が急増中。10月だけで18例目を確認し、広東省との往来が影響か。市民に予防策の強化を呼びかけ。
要約すると2024年10月31日、マカオ政府衛生局(SSM)は今年23例目となる輸入性デング熱感染を確認したと発表しました。
これは10月に入ってから18例目で、感染者は65歳の男性で、広東省中山市に長期滞在していたことが判明しています。
彼は10月29日に中国本土で発熱や悪寒、頭痛、倦怠感を訴え、マカオの医療機関を受診。
30日に鏡湖醫院での血液検査によりデング熱Ⅱ型に感染していることが確認されました。
現在、患者の容体は安定しています。
患者は発症後に公園や野外活動には参加していないと説明しており、同居する家族にも類似の症状が見られ、前日にはデング熱Ⅰ型の感染が確認されています。
SSMは患者の渡航歴や症状を考慮し、輸入性デング熱と判断。
感染拡大を防ぐため、患者の自宅及び主な活動場所周辺で蚊の駆除を実施することを決定しました。
昨年のマカオでは7例の輸入性デング熱が確認されましたが、今年は特に10月以降に急増しており、その多くは広東省の中山市や仏山市への往来歴があることがわかっています。
SSMは市民に対してデング熱感染予防策の強化を呼びかけています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/44e63cd7ec9f88dc875b807d7e0c2514326376ab