スタートアップHatsuMuvが開発した高性能ロボットハンド「HatsuHand」は、人間の手に近いサイズと動作を実現。日常生活での利用が期待され、価格は約61万円。
このロボットハンドは、人間の手に近いサイズ(約19センチメートル)と動きを想定しており、日常生活でのさまざまな動作に適応できるよう設計されている。
具体的には、ドアノブを引いたり、コップを持ったりといった動作に対応し、ハンマーやインパクトドライバーなどの道具もそのまま使用可能だ。
また、HatsuHandはつかむ物に応じて各指に適切な力を伝達する能力を持ち、人間が無意識に行っている「硬さの異なる物を最小限の力でつかむ」動作を再現できる。
従来のロボットハンドはケーブルで制御されていたため、使用を続けるうちに性能が低下する問題があったが、HatsuHandはリンク機構を採用しており、性能の劣化が少なく、部品交換も容易で長期にわたって使用できる設計となっている。
さらに、指先にセンサーを導入するための空間が設けられており、制御関連データの公開やサンプルコードの提供も行っている。
これにより、例えば「イチゴをつかむ」といった繊細な動作の実現も可能で、将来的にはウェアラブルロボットアームや義手、ヒューマノイドロボットなどへの応用が期待されている。
価格は4000ドル(約61万円)で、受注生産方式で販売される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bc8a675a34e5e6b18141c12516b081274838f59b
高性能ロボットハンド「HatsuHand」に関するコメントは、技術の進化に対する期待感が強く表れていました。
特に、人手不足が深刻化する中で、こうしたロボットが多様な作業を担うことで、労働力の補完ができるのではないかという意見がありました。
具体的には、AIと組み合わせることで、商品ピッキングや選別、さらには家庭での掃除や植物の世話など、様々な作業を自動化できる可能性が示されていました。
また、冷蔵庫からの宅配弁当の受け取りや温めなど、日常生活をより便利にする家庭用ロボットの開発にも期待が寄せられました。
さらに、体に不自由な方々の仕事を支援する機能があれば、社会全体にとっても良い影響があるのではないかという意見もありました。
技術が進化することで、障害者の方々の生活の質が向上することが望まれていました。
全体として、ロボット技術が社会の日常に溶け込むことを望む声が多く、また、重い物を保持する能力や、筋電義手との関連性についても関心が寄せられていました。
ターミネーターのような未来を連想するコメントもあり、技術の進化がもたらす可能性に対する興味が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
人手が足りない時代に、高性能のロボット・ハンドはありがたいと思います。
こういった器材を使って体に不自由な方の仕事とか増えたら良いのにね。
すごいな。
社会の日常に溶け込めるようになったら良いね。
良いねえ。
後はどれくらい重いものを保持出来るか。
超高度な筋電義手とかに繋がっていくといいな。