ウィンクルボス兄弟が支援するジェミナイが、アメリカでのIPOを秘密裏に申請。SECの調査終了を受けて、上場を目指す動きが注目されています。
要約すると億万長者ウィンクルボス兄弟が支援する暗号資産取引所ジェミナイ（Gemini）が、アメリカでの新規株式公開（IPO）を秘密裏に申請したことが報じられました。
この情報はブルームバーグが伝えたもので、事情に詳しい関係者の話として確認されています。
ジェミナイは、ウィンクルボス兄弟自身が創設した企業であり、金融大手のゴールドマン・サックスやシティグループと連携してIPOの準備を進めているとのことです。
しかし、上場に関する最終的な決定はまだ下されていないため、今後の動向が注目されます。
今回の申請は、米証券取引委員会（SEC）がジェミナイに対する調査を終了したことを受けて行われたもので、ウィンクルボス兄弟のキャメロン氏は2月にこの調査の終了を公表していました。
また、ジェミナイは商品先物取引委員会（CFTC）との訴訟において、今年1月に500万ドルで和解したことも明らかにされています。
現在、アメリカで上場を目指す暗号資産企業は増えており、ジェミナイはその一環としてIPOを計画しています。
ブルームバーグによると、他にも暗号資産取引所クラーケンが2026年第1四半期までにIPOを検討しているとの情報もあり、サークルやCoinDeskの親会社ブリッシュ、Blockchain.comなどもアメリカでの上場準備を進めているとされています。
これらの動きは、トランプ政権発足後のSECによる訴訟撤回の流れを受けたもので、暗号資産業界全体にとって重要な局面となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/26b5d4e2bd573f15a9384016edafdc9b32cfe176