東京電力が福島第一原発2号機でデブリをつかむ映像を公開。取り出し作業はトラブル続きも、重要な一歩を踏み出す。
この映像では、装置の先端にある爪のような部分が直径約5ミリ、重さ3グラム以下のデブリをつかみ上げる様子が映し出されています。
31日に公開されたこの映像は、デブリをつかんだ装置が慎重に動く様子を捉えており、作業の進行状況を示しています。
デブリの取り出し作業はこれまで、パイプの接続順序の誤りや、取り出し装置に取り付けられたカメラの映像が映らなくなるなど、さまざまなトラブルが発生していました。
このため、東京電力の廃炉推進カンパニーの小野明代表は、デブリ取り出しの重要性を改めて認識し、慎重な対応が必要だったと反省の意を示しました。
つかんだデブリは、週末にかけて原子炉格納容器の外に出され、週明け以降には放射線量を測定し、問題がなければ茨城県の研究施設に搬出される予定です。
この作業は、福島第一原発の廃炉に向けた重要なステップであり、今後の進展が期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e4b3b774c0ad3ce66e31ca9373bcf6c70d550b88
福島第一原発2号機のデブリ取り出し作業に関するコメントは多岐にわたりました。
まず、放射線耐性に関する研究が進展していることが注目され、特に東大の國枝先生によるクマムシの研究が話題になりました。
この研究では、放射線耐性に寄与するタンパク質が発見され、NASAがその応用を検討していることが紹介されていました。
これにより、デブリ取り出し作業における作業者の放射線リスクの低減が期待されるという意見がありました。
一方で、映像の信憑性について疑問を呈するコメントもあり、デブリをつかむ瞬間の映像が不自然であるとの指摘がありました。
映像の前後がつながっていないことに対する不満が表明され、より透明性のある情報提供が求められていました。
また、原発の運営体制に対する批判もあり、廃炉に向けた技術の確立が必要だという意見がありました。
さらに、廃炉カンパニーの代表の発言に対しては、企業の姿勢に対する疑問が呈され、もっと慎重な対応が求められるとの意見もありました。
全体として、技術の進展に期待する声と同時に、さらなる透明性と責任ある運営が求められていることが強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
放射線耐性の研究が進んでいます。
映像が本当か嘘かは別として、たかだか掴んだくらいで随分と鼻高々な感じですね。
廃炉カンパニーの代表が「…東京電力としてもっと関与するような慎重さというか、そういうのがあっても良かったかな…」なんて半端な発言を公の前ですること自体、この会社の体質、姿勢を物語っていますわな。
偉大な一歩なので万博に出せばいいと思う。
これがトイレなきマンションと言われる所以でしょう。