アマゾンジャパンが起業家向けにラストワンマイル配送事業を支援するプログラム「Road to Ownership」を発表。参加者はDSPとして事業を開始可能。
このプログラムは、プログラム修了後に所定の条件を満たすことで、Amazonが中小の配送業者に配送を委託する「デリバリーサービスパートナー(DSP)」として事業を始めることを可能にします。
デリバリーサービスパートナーは、Amazonから商品を配送するために必要な先端技術やツールの提供を受け、安心・安全に商品を届ける役割を果たします。
プログラムはオンラインセッションと自主研鑽を組み合わせた12週間の内容で、経営に必要なスキルを身につけることができます。
具体的には、財務管理、リーダーシップ理論、労働法などの知識を学び、配送事業を経営するための基盤を構築します。
また、プログラム修了生は、既にDSPとして成功している経営者との交流の機会も与えられ、実際の事業計画書の作成をサポートされます。
修了要件を満たし、最終面談を通過した場合、参加者は国内に会社を設立し、デリバリーサービスパートナーとしてのオファーを受けることができます。
このプログラムは2024年6月から開始され、第1期生として10人が8月末に修了しました。
修了生の中には、Amazon Flexドライバーの経験者や、飲食、建築、ホテル業界の経営者、未経験者も含まれています。
Amazonは、ラストワンマイル配送のネットワークを強化するため、今年8月に250億円以上の追加投資を発表しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fe2a718741004f54b0caea412b9a68a76c3ca17f