「闇バイト」の罠に引き込まれる心理を解説。SNSでの脅迫手法が犯罪を助長。
要約すると近年、SNSの普及に伴い「闇バイト」による犯罪が増加しています。
東海テレビのニュースONEでは、こうした犯罪に巻き込まれる応募者たちが、なぜ簡単に指示役を信頼してしまうのかを心理面から分析しています。
特に、丁寧な言葉遣いから一転して脅迫へと変わるコミュニケーション手法が、応募者を引き込む要因となっています。
愛知県岩倉市では、2023年11月に配布されたチラシがきっかけで、ある30代の無職女性が闇バイトに関与してしまいました。
このチラシには、家賃のオンライン支払いに関する情報とQRコードが記載されており、実際には詐欺の首謀者が管理する口座への誘導が行われていました。
首謀者はLINEを通じて、詐欺行為に加担させるための巧妙なメッセージを送信し、最初は「面白い案件」として女性を誘引しました。
女性は「すぐ返ってくるなら多めにやりたい」と言い、45万円を振り込むことに同意します。
しかし、振り込み後、首謀者は急に連絡を絶ち、脅しのメッセージを送ってきました。
メッセージには「不正送金を自作自演し、警察にバレれば逮捕される」と脅迫し、さらに口止め料として10万円を請求する内容が含まれていました。
このように、最初は丁寧な言葉で信頼を得た後、脅しを用いて金銭を要求する手法が、闇バイトの罠として機能していることが明らかになっています。
心理的な操作によって、応募者は簡単に犯罪に巻き込まれてしまうのです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/19daa9a408be34669c95c9c57a202d2ba3b4a188