芳野友子会長が自民党大会で選択的夫婦別姓制度の導入を要請。制度の意義や婚姻件数増加への期待を語り、連合の春闘への意気込みも示しました。
芳野会長は、この制度が「希望する人が別姓を選択できる制度」であり、強制ではないことを強調しました。
また、夫婦同姓を希望する人々を排除するものでもないとし、国会での早期実現を求めました。
彼女は、これまでに立憲民主党や国民民主党の党大会でも同様の要請を行っており、超少子高齢化社会の中で婚姻件数や出生数が減少している現状を踏まえ、選択的夫婦別姓制度の導入が婚姻件数の増加につながるとの見解を示しました。
具体的には、「やれることは何でもやるという姿勢を政権与党に示していただくことが次世代を担う方々の希望になる」と述べました。
また、会場内の圧倒的な男性の多さを指摘し、彼らに姓を変えることや旧姓の通称使用を自身の問題として想像してほしいと呼びかけました。
連合会長として自民党大会に出席するのは2005年以来のことであり、自民党側は参院選を見据えて、連合傘下の産業別労働組合の取り込みを狙っています。
さらに、芳野氏は令和7年春闘に関して、5%以上の賃上げが2年連続で実現するかに多くの人が注目しているとし、連合も期待を持って交渉に臨むと述べました。
彼女は「国のためを思う気持ちは一緒だ」とし、政策議論を通じてお互いにエールを交換することの重要性を訴えました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/74973a77dcc8504ce5ec0f13437c52a9419ce013
芳野友子会長が自民党大会で選択的夫婦別姓導入を要請したことに対して、ネット上ではさまざまな意見が寄せられました。
コメントの多くは、労働者の生活向上を最優先にすべきであり、夫婦別姓の導入がその実現に寄与するとは思えないというものでした。
特に、自民党が選択的夫婦別姓を進める背景には、組織票を狙った政治的な意図があるのではないかとの疑念が表明されました。
また、夫婦別姓制度自体に対する理解不足や、子供の姓の問題、家族制度の崩壊を懸念する声もありました。
さらに、連合が労働者の代表であるならば、賃金や生活の質向上にもっと注力するべきだという意見が多く見られました。
このように、芳野会長の発言は賛否を巻き起こし、労働者の生活や権利に対する関心が高まっていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
時代は変わった。
連合の芳野会長が自民党大会に出席。
自民党大会に連合芳野会長がなぜ出席したのか疑問に感じます。
どういう制度になるかわかりませんが、夫婦別姓にしたとして、お子さんが旦那さんの名字を選んでお子さんと違う名字になったとしても納得できるってことですかね。
選択的夫婦別姓の目的がよく分からないです。
自分の立場を利用して国を動かそうとするやり方は許せない。