NTTデータグループが1.5兆円以上の投資計画を発表し、国内外でのデータセンター事業を強化。再生可能エネルギーや新技術の導入により、持続可能な運営を目指す。
要約するとNTTデータグループは、2025年3月6日に国内外のデータセンター事業に関する説明会を開催し、2023年度から2027年度にかけて1兆5000億円以上を投資する計画を発表しました。
この投資により、2024年度には新たに8棟、合計380MWのIT電力容量を持つデータセンターが稼働予定です。
NTTグループは、データセンター市場で世界シェア3位、NTTデータは国内シェア1位を誇る実績を持っています。
進藤数馬氏は、ITサービスとデータセンターの連携を強化し、競争優位性を高めることを目指すと述べました。
国内ではNTTデータが11拠点を展開し、2026年には京阪奈データセンター、2027年には白井データセンターの竣工を予定しています。
海外ではNTT DATA, Inc.が91拠点を展開し、1455MWのIT電力容量を確保しています。
新たに栃木データセンターの建設も計画されており、AIインフラの設置にも対応する予定です。
NTTデータは、再生可能エネルギーを最大限に活用し、2040年までのネットゼロ実現を目指しています。
さらに、液冷技術の検証施設「Data Center Trial Field」を開設し、顧客データセンターの資産最適化サービスも提供することで、老朽化データセンターの課題解決に取り組んでいます。
NTTデータグループは、技術力と信頼性を基に、分散型データセンターの構築や効率的な冷却ソリューションの提供に注力しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4a51e859d6402226dfe8b37afe7b9009246a6e22