中国政府の歴史改竄と南モンゴルの現状

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中国政府の南モンゴルにおける歴史改竄が進行中。モンゴル語の教育禁止や文化抹消が問題視され、将来的に日本にも影響を及ぼす可能性があると警鐘を鳴らす。

要約するとこの記事では、中国政府による南モンゴルにおける歴史の書き換えと、それがもたらす影響について詳しく述べられています。

南モンゴル出身の静岡大学教授、楊海英氏は、故郷の歴史が中国政府によって改竄されていると警鐘を鳴らしています。

特に、2020年9月から南モンゴルの小中学校においてモンゴル語やモンゴル史の教育が禁止され、モンゴル人の子どもたちが自民族の歴史を学ぶ機会が奪われてしまったことを強調しています。

これにより、モンゴル人のアイデンティティの根幹が揺らいでいると語ります。

楊氏は、少数民族の教育が中国共産党の思想に基づくプロパガンダに置き換えられ、モンゴル語の書籍や看板が撤去されるなど、文化的な抹消が進んでいる現状を説明しています。

また、南モンゴルの歴史はチンギス・ハンの大帝国に由来するものであり、その文化が消失することは深刻な問題であると指摘します。

さらに、楊氏は中国政府の公式見解がどのように歴史を歪めているかを示し、漢民族の大漢民族主義が少数民族をどのように位置づけているかを解説します。

中国政府は、漢民族以外の民族を漢民族のサブグループとして扱い、広範な領土主張を行っていることも問題視されています。

これらの動きは日本にも影響を及ぼす可能性があり、在留中国人が増加する中で、歴史の改竄が日本社会にどのように影響するかを懸念しています。

楊氏は、歴史の認識が変わることで、日本と中国の関係にも波紋を広げる可能性があると警告しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f5278201ba27828ffa35b36de8a0b710c5110b56

ネットのコメント

コメントの内容は、中国政府が行った歴史改竄に関するさまざまな意見を集約していました。

多くのコメントが、元や清の時代における漢民族と他民族の関係について述べ、征服王朝がどのように漢化していったのかを説明していました。

特に、元のチンギス・ハンが「中華民族の英雄」として扱われることについては、実際には「中華民族」という概念が存在しないことを指摘する声が多くありました。

これにより、歴史の改変が政治的意図に基づいているとする見解が強調されました。

また、現代の中国政府が歴史を利用して領土問題を正当化していることも問題視されていました。

さらに、モンゴルやウイグル、チベットなどの少数民族の文化や歴史に対する理解が不足しているとの意見もあり、歴史を多面的に捉えることの重要性が訴えられました。

全体として、歴史の解釈や民族の認識に関する深い議論が展開され、特に日本人が注意すべき点についても言及されていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 元や清は、漢民族以外の征服王朝であったにもかかわらず、中国の支配を続けるうちに「漢化」していきました。

  • 中国共産党の歴史改竄や捏造は周知の事実となっている。

  • チンギス・ハンはモンゴル出身で後に漢民族と融合して行っただけだと思います。

  • この問題は中華民国の時代に既に解決したはずです。

  • 日本の人たちが気をつけなければならないのは、沖縄は中国の領土だったという歴史戦の下準備を既に進めているということです。

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