トランプ大統領が施政方針演説で自らの業績を誇示し、関税政策の影響で家計負担が増加するとの試算が発表。株式市場への影響も懸念されている。
彼は過去1カ月間に署名した大統領令や行政措置を挙げ、ジョージ・ワシントンと自らを比較し、米国史上最も成功した大統領の一人であると主張しました。
この演説中、民主党のマクスウェル・フロスト下院議員は「ここに王様は住んでいない」というメッセージを掲げ、途中退場しました。
また、トランプ氏はSNSで自らを王様に例える投稿を行い、物議を醸しました。
トランプ大統領は同日、カナダとメキシコからの輸入品に対して25%の関税を発動しましたが、その後、USMCA対象品に対しては短期的に関税を免除する措置を発表しました。
この免税対象は、昨年のメキシコからの輸入品の約50%、カナダからの約38%に及ぶとされています。
イエール大学の試算によると、関税の影響で米国の家計負担は年間約2000ドル増加する見込みです。
また、トランプ氏の関税政策は株式市場にも影響を与え、特に自動車や半導体に対する関税の発動が報じられると、ダウ平均株価は下落傾向にありました。
トランプ氏は市場の動向に言及しつつ、長期的には米国が強くなると強調しました。
さらに、トランプ氏は米自動車メーカーの幹部と会談し、関税が製造コストに与える影響について懸念を示され、結果として自動車の関税は1カ月免除されることとなりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5da3daeed363e9ba75de2b7b560ef2b1a0277848
トランプ大統領の施政方針や関税政策についてのコメントは、多くの国民が抱える懸念や期待を反映していました。
特に物価の高騰や生活への影響が強く指摘されており、トランプ政権が掲げた「アメリカを偉大にする」という目標が果たされていないとの声が多かったです。
国際社会におけるアメリカの立ち位置や、関税政策がもたらす影響についても懸念が表明されていました。
特に、メキシコやカナダに対する関税が失敗だったとの意見があり、これらの国との協力が重要であるとの考えが示されていました。
また、トランプ大統領が支持を受けたブルーカラー層の期待に応えられない場合、来年の中間選挙での結果に影響を及ぼす可能性が高いとの意見もありました。
トランプ大統領の経済政策が、実際の経済状況にどのように影響を与えたのか、今後の展開に注目が集まる中、国民の不安や期待が交錯している様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
トランプは多くの事を成し遂げたと言うが、まだ殆どなにも成果は上がっていない。
経済学を専攻した事のある者だったら、関税などの保護貿易よりも、自由貿易を優先しただろう。
何のために、北米協定を作ったのか?きちんと勉強していなかったんですかね?
トランプ自身が何と言おうと、遠からず結果は出る。
はっきり言ってメキシコカナダに対する関税は失敗ですよね。