22年前の殺人事件で46歳の男が逮捕され、逃亡生活を続けていたことが明らかになった。神奈川県警の捜査が実を結んだ。
要約すると神奈川県警は、22年前に発生した殺人事件の容疑者として46歳の男を逮捕した。
この男は被害者である清野敏明さんの元同僚で、事件の発生から長い年月が経過した後も逃亡を続けていた。
事件は2003年10月に始まり、清野さんが仕事を終えた後に行方不明になったことからスタートした。
7年後の2010年4月、川崎市内の雑木林で白骨化した遺体が発見され、DNA鑑定により清野さんのものであると確認された。
遺体には複数の傷があり、特にあばらには刃物によるものと見られる傷跡があったことから、当初は死体遺棄事件として捜査が進められた。
公訴時効が成立した後も、神奈川県警は時効が撤廃された殺人容疑で捜査を続けていた。
逮捕された酒井義幸容疑者は、清野さんと同じ酒販売店で働いていたが、二人の関係は悪化しており、酒井容疑者は清野さんに暴力を振るっていたことが明らかになっている。
2003年1月に酒井容疑者は清野さんへの暴行が原因で自主退職し、その後清野さんが行方不明になった。
2010年に遺体が発見された際、酒井容疑者が捜査の対象に浮上したが、決定的な証拠が見つからず逮捕には至らなかった。
しかし、最近の鑑定技術の進歩により、酒井容疑者の車から押収された血痕が清野さんのものと一致したことで、逮捕に至った。
事件から22年という長い時間を経て、ようやく被害者の父親の願いが叶った形である。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5203e5fbd65dfaa75e72a3ff57dc600058796bd3