スマホ決済利用者が増加しており、特に週2~3回以上利用する人が増えています。ポイント還元などのメリットが影響しているようです。
この調査は2020年2月から継続されており、今回の結果は2025年2月に行われたもので、9,048人からの回答が得られました。
調査によると、スマホ決済を「週1回以上」利用している人は73.6%に達し、5年前の58.9%から1割以上の増加を見せています。
特に、週2~3回以上利用する層が増加しており、「ほとんど毎日」利用する人も増えています。
このことから、日常的な支払いにスマホ決済を選ぶ人が増えていることが伺えます。
特に30代男性の利用頻度が高く、コンビニでのちょっとした支払いにスマホ決済を活用する傾向が強いようです。
また、Apple PayやGoogle Payの利用者も増えていることが確認されています。
さらに、利用割合についても調査が行われ、最も多い回答は「1~2割」であり、少額利用者が多いものの、利用割合が少ない人は年々減少しています。
一方で、「6~7割」や「8~9割」の利用者層が急増しており、その理由としては、ポイント還元や使いやすさが挙げられています。
PayPayやd払い、au PAYなどの決済サービスが人気を集めており、特にポイントのメリットを感じている利用者が多いようです。
これらの調査結果から、スマホ決済の利用が今後も増加する傾向にあると考えられ、節約志向の高まりも影響しているのかもしれません。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/16ea87b5aaa71caa9d8a8eb8e9f6de6ee8ccaafe
スマホ決済の利用者が増加した背景には、いくつかの理由があったと考えられます。
まず、利便性が大きな要因として挙げられました。
多くの人が、交通系ICカードやQRコード決済を利用することで、現金を持たずにスムーズに支払いを行うことができるようになったのです。
特に、地方においてもQRコード決済の普及が進み、タクシー運転手も対応するようになったという意見がありました。
また、8割以上の会社員が昼間に現金を引き出すことが難しいため、キャッシュレス決済に寄る傾向が強まったとの声もありました。
さらに、政府のポイント還元施策が個人資産の把握に繋がるのではないかとの懸念も示されていました。
スマホ決済の中でも、特にVISAタッチのような物理カードを好む人も多かったようです。
モバイルSuicaやauPAYも利用するものの、物理カードの方が楽だと感じている人が多かったのです。
また、国や行政がキャッシュレスの流れを妨げているとの意見もあり、印紙の購入や必要書類の提出において、現金支払いが求められることに不満を持つ人もいました。
さらに、スマホ決済に慣れた結果、現金を持つ機会が減少したとの声もあり、可処分所得が少ないため現金を見て管理したいという意見もありました。
田舎の自販機が電子決済に対応したことを喜ぶ声もあった一方で、スマホ決済の利用率が思ったよりも少なかったことに驚く人もいました。
年代によってスマホ決済を利用する人としない人の二極化が進んでいることも指摘されていました。
全体的に、スマホ決済の利便性や効率性が評価される一方で、現金やカードを使用することに対する懸念や不満も存在していたようです。
ネットコメントを一部抜粋
普段は交通系ICで決済するけど、地方に行くとQRコード決済の比率が増えるかな。
8割がたの会社員は昼間に銀行に現金おろしにいけないから、どうしてもキャッシュレスに寄りますよね。
私はVISAタッチ派ですね。
スマホめんどくさい。
キャッシュレスの流れをとめてるのは国とか行政だったりするよね。
自分はほぼ100%スマホとカード払いになっちゃいました。