江藤農水大臣は、備蓄米の放出が効果を上げなければ追加放出を行う意向を示し、米の高騰と流通問題の解消に努める姿勢を強調しました。
これは、米の流通が滞る状況を改善するための措置であり、政府は21万トンの備蓄米を市場に放出する方針を立てています。
江藤大臣は、現在の米の流通状態を「極めてイレギュラー」と表現し、在庫が十分にあるにもかかわらず、価格が異常に高騰している現状を強調しました。
特に、最近の米価格は通常の2倍に達しており、消費者にとっての負担が大きくなっています。
自民党の宮崎参議院議員は、コメの流通や販売に関する情報がネット上で溢れていることを指摘し、大臣に現状の認識を問いました。
江藤大臣は、備蓄米の放出によって流通の詰まりを解消し、消費者の苦労を軽減するために努力する姿勢を示しました。
また、今後3カ月の価格見通しが大幅に低下することを指摘し、コメを扱う関係者が先高感を持っていないことも述べました。
これにより、政策の効果が不十分であれば、さらなる備蓄米の放出を検討する意向を強調しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a82e969ec541cfa18e611d18703268547e2afb33
江藤農水大臣が備蓄米の放出を強調し、追加放出の可能性を示唆したことに対して、ネットでは多くの意見が寄せられました。
コメントの中には、少量の放出では効果が薄く、もっと大規模な放出が必要だという意見が多く見受けられました。
特に、過去のトイレットペーパーの供給問題を引き合いに出し、大量放出が重要であると主張する声がありました。
また、政府の対応が遅れたことに対する批判も目立ちました。
特に、放出量を決定したり、買い戻しの期限を設けたりすることが、逆に市場の混乱を招いたとの意見がありました。
さらに、実質賃金の低下や異常気象による生産量の減少が、米価高騰の一因であるとの指摘もありました。
他にも、米不足の背景には市場の操作があるとの意見や、農業政策の見直しが必要だという声もありました。
特に、農業従事者の高齢化や耕作放棄地の増加が問題視され、これらの課題に対処するための政策が求められていると感じられました。
総じて、ネット上では備蓄米の放出に対する懸念とともに、今後の農業政策の改善が必要であるとの意見が多く見られ、国民の不安を解消するための具体的な対策が求められていました。
ネットコメントを一部抜粋
小出しだと意味ないんですよ。
放出量を決めてしまったり、1年以内に買い戻すなんて発言するから今の流れになった。
昨今の異常気象を考えると、備蓄米に手を出すべきではないと思いますね。
お米ばかりに議論が集中していますが、お米だけでなく、野菜、果物も価格が上昇したままです。
米が高くなろうが安くなろうが溢れようが足りなくなろうが、今までの農業政策が間違いだったのは、誰がどう見ても明らかなので、まずは謝らないと。