陸別町の銀河の森天文台で星空観賞会が開催され、特産品の鹿肉も人気。
要約すると日本一寒い町として知られる陸別町は、冬季には気温がマイナス20度を下回ることもあるが、その澄んだ夜空には満天の星空が広がっている。
この自然環境を活かし、1998年に建設された「銀河の森天文台」は、一般公開型の天文台として日本最大級の115センチの反射望遠鏡を備えており、小型望遠鏡や大型双眼鏡も設置されている。
天文台では、成層圏や対流圏の大気、オーロラの研究も行われている。
開館は10月から3月までの午後1時から9時半までで、11月には木星や土星、12月にはふたご座流星群の観望会が予定されている。
晴れた日には昼間でも星を観察できることがあり、昨年12月には低緯度オーロラの観測も成功した。
さらに、毎年2月には「しばれフェスティバル」が開催され、寒さを逆手に取ったイベントが盛りだくさん。
特に「人間耐寒テスト」は多くの観光客を惹きつける名物イベントで、氷のかまくらの中で一晩を過ごす挑戦が行われ、成功者には認定証が授与される。
その他にも花火や寒さを活かしたアトラクション、縁日などが用意され、地域の魅力を引き立てている。
また、陸別町の特産品として「りくべつ鹿ジャーキー」が人気で、エゾシカ肉を十勝ワインや日高昆布に漬け込んだこのジャーキーは、マイルドとスパイシーの2種類があり、柔らかい食感が特徴だ。
鹿を使用した「鹿カレー」や「鹿ソーセージ」なども製造されており、地域の特産品として多くの人々に親しまれている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2874ab25fb6bafcd44223971f097624d4dee5e43