NHK連続テレビ小説『あんぱん』の試写会で、今田美桜と北村匠海が作品のテーマや共演の魅力を語りました。特に“逆転しない正義”についての考え方が印象的で、二人はお互いの存在の重要性を強調しました。
本作は、やなせたかしと小松暢の夫婦をモデルにした勇気の物語で、北村は自信のない柳井嵩を、今田は彼を支えるヒロイン・朝田のぶを演じます。
二人の本格登場は第3週からですが、第1週と第2週では幼少期を演じるキャストが登場します。
今田は幼少期の演技を称賛し、北村もその魅力を高く評価しています。
特に、二人が演じる50歳頃ののぶと嵩のシーンは、やなせたかしが描いたイラストと連動した新しい演出が施されており、今田はそのかわいらしさを強調しました。
北村はこのシーンのアドリブを採用されたことを嬉しそうに語り、二人の柔らかなやり取りが作品に良い影響を与えることを期待しています。
さらに、今田は高知県の土佐弁を使うことに苦戦しつつも、北村がそのイントネーションを見つける才能を称賛しました。
脚本を担当する中園ミホはやなせとの文通のエピソードを持ち、北村はその言葉が作品に込められていることを説明。
今田と北村は6度目の共演となり、撮影を通じてお互いの新たな一面を見出しています。
北村は、撮影現場で“今田美桜を求めている空気”を感じると語り、作品の重要なテーマである“逆転しない正義”についても触れました。
彼は、食べ物を分け合うことが生きることに直結するという考えを示し、実際に絶食を体験したことを明かしました。
今田もこのテーマについて模索中であり、やなせが伝えたいことがシンプルであることを感じ取っていると話しました。
二人は、作品を通じて自らの成長や理解を深めていくことに期待を寄せています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4848bd476119bbe0a286771167513ca140cc535e