イーサリアムの価格が1週間で20%下落し、2022年11月以降で最大の落ち込みを記録しました。この急落は、強気トレンドの終焉を示唆しており、今後の市場動向に影響を与える可能性があります。
この急落は、2022年6月に発生したテラ(Terra)のアルゴリズム型ステーブルコインTerraUSD(UST)の暴落後に形成された強気トレンドラインを下回る形で発生しました。
この結果、投資家の資産は数十億ドルも失われ、イーサリアムの約3年間にわたる強気トレンドが終了した可能性が高まっています。
今後は、2023年9月から10月にかけての1500ドル付近の安値がサポートとして機能する可能性が指摘されています。
トレンドラインは、トレーダーが資金を配分する方向性や価格変動の発生が予想されるポイントを視覚化する役割を果たします。
イーサリアムのケースでは、長期にわたる強気トレンドラインが破られたことにより、需要の弱まりや売り手が買い手を圧倒する状況が示唆され、市場トレンドが弱気に転換する可能性が高まっています。
このような状況では、他のトレーダーも売りに走ることが多く、さらなる損失が拡大する恐れがあります。
イーサリアムは20%近く下落し、トレンドラインおよび2100ドル付近の2つのサポートラインを割り込みました。
次のサポートラインは1500ドルと見込まれており、強気派が突破すべきは先週の高値である2523ドルです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7f164dec7996a812c61a1b137aa17f334b745a47
イーサリアムの価格急落に関するコメントでは、ユーザーたちが仮想通貨市場の不安定さを理解しつつも、ポジティブな見解を持っていたことが多く見受けられました。
特に、イーサリアムを購入したものの、急落に遭遇したという声があり、仮想通貨の価格変動は予測が難しいという意見が強調されていました。
さらに、他のコイン、特にビットコインの影響を受けやすいことも指摘されており、ビットコインが元気でないと他のコインも下がってしまうという意見がありました。
長期的に保有する意向を示すコメントも多く、初期に購入したことから利益を得ている人も存在しました。
また、暴落によって失われた資金が誰かの利益になっているのではないかという考えが示され、マーケットのダイナミズムに対する興味が伺えました。
全体として、仮想通貨に対する期待や希望を持ちながらも、価格変動には冷静に向き合っている姿勢が見られました。
ネットコメントを一部抜粋
イーサリアムも買ってみるかーと、買った直後に下落。
結局ビットコインに元気がなければ、引きずられる様にどのコインも下がって行くのみだ。
初期の頃に少し買ったから全然プラスだけど、ま~結構下がっちゃったね。
数十億ドルは失われたのではなく誰かが儲かったんですよね?
ナイスイーサ!買わんけど……