ウエスタンデジタルが半導体メモリー事業を分離し、HDD事業に集中する方針を発表。AI時代のデータストレージ強化を目指し、今後のメモリー市場に注目が集まる。
これにより、WDはHDD(ハードディスクドライブ)事業に専念し、人工知能(AI)時代におけるデータストレージの強化を目指す。
NAND型フラッシュメモリー事業は、2月24日にナスダック市場に上場した。
WDは2016年に旧サンディスクを買収し、NAND市場に参入したが、キオクシアとの統合交渉が難航し、2023年に破談となった。
しかし、両社は依然として開発・製造において協業関係を続けており、最新の3Dフラッシュメモリー技術を発表している。
サンディスクのCEOは、フラッシュメモリーのイノベーターとしての地位を強調し、WDのCEOはHDD事業に集中することで、クラウドサービスプロバイダーとのパートナーシップを強化できると述べた。
特に、WDは「HAMR(熱アシスト磁気記録)」技術の開発を進めており、2030年頃には80〜100TBのHDDの製造を目指している。
すでに2社の主要ハイパースケーラーと協力を開始しており、大容量ストレージの需要に応える体制を整えている。
今回の分離は、サンディスクとキオクシアの統合案が再浮上する可能性を示唆しており、今後のメモリー市場の動向に注目が集まっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8659e0f7f6a515bba78368d12a3bcf887a968c47
ウエスタンデジタルが半導体メモリー事業を分離し、HDD事業に集中したことについて、多くのコメントが寄せられました。
まず、HDDの価格がここ数年高止まりしており、容量の増加もあまり見られないため、買い替えの意欲が低下しているとの意見が多かったです。
特に、過去には毎年買い替えていたという懐かしむ声があり、20年前のように容量が倍増する時代が懐かしいというコメントもありました。
故障が多かった時期もあったが、その頃の技術革新が恋しいという感情が表れていました。
また、HDDの将来についても、SSDの普及に伴いHDDがなくなるのではないかという懸念が示されていました。
初めてHDDを開発したIBMが事業を売却した後も、ウエスタンデジタルが専業企業として開発を続けていることに驚きを感じるコメントもありました。
さらに、特定のメーカーに対する感情も見られ、キオクシアを「日本のNAND型フラッシュメモリーメーカー」と表現することに対するモヤモヤを感じる声もありました。
最後に、録画した動画の保存に関する具体的な要望もあり、特に100TBのHDDを安価で提供してほしいという切実な願いが表現されていました。
このように、HDD事業に対する期待と懸念が入り混じったコメントが多く寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
円安もあるだろうけど、ここ数年HDDの値段が高止まりしてる。
HDDはSSDが普及し始めた頃になくなるかと思っていた。
初めてHDDを開発したIBMはとっくに事業を売却している。
キオクシアを「日本のNAND型フラッシュメモリーメーカー」と言っちゃうのがモヤモヤする。
今年100TBを2万円で出してくれませんか?