韓国の憲法裁判所が尹大統領の弾劾審判の決定を来週に持ち越し、野党は早期罷免を求めて抗議行動を展開。与党は対抗せず、米国との協議に注力する姿勢を示しています。
要約すると2023年3月11日、韓国の憲法裁判所は尹錫悦大統領に関する弾劾審判の決定を来週に持ち越す方針を示した。
これにより、決定は13日以降に言い渡される見通しとなり、当初の予定から遅れることとなった。
尹大統領の弾劾審判は、監査院長と検事3人の罷免の是非を判断するもので、憲法裁が同時に主要な事件の判断を行った前例がないため、今週中の決定は難しいとされている。
野党側は尹大統領の早期罷免を求めてハンガーストライキを開始し、議員たちが頭を丸めるなどの抗議行動も行った。
一方、与党「国民の力」は野党の抗議行動に対抗することなく、現在の対応基調を維持する意向を示した。
また、大統領権限代行の崔相穆経済副首相は、米国が4月2日に各国との相互関税を発動する計画について言及し、韓国に対する米国優先主義の影響を懸念しつつ、韓米間の協議に注力する意向を示した。
韓国政府は、両国が相互利益を得るための具体的な交渉を進めることを強調している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ac09b84bce1346a60b0f2e77f0aaa6963b284395