ビットコイン、イーサリアム、ドージコインが急落し、7億ドルのロングポジションが清算された。市場の不安定さが影響し、投資家はリスク回避策を強化している。
ドージコインとイーサリアムは過去24時間で9%の下落を記録し、ビットコインも4.5%減少して8万ドルを下回りました。
この急激な価格下落は、レバレッジ取引を行っていたトレーダーに大きな影響を与え、BTCのロングポジションは4億2000万ドル（約609億円）、ETHのロングポジションは1億5000万ドル（約217億5000万円）、DOGEのロングポジションは3000万ドル（約43億5000万円）が清算されました。
さらに、ソラナ（SOL）やエックス・アール・ピー（XRP）もそれぞれ8%と7%下落し、CoinDesk 20指標全体では6.5%以上の下落が見られました。
BTC先物の建玉残高は7%減少し、450億ドル（約6兆5250億円）となり、強制決済の可能性が高まっています。
LVRGリサーチのニック・ラック氏は、安定した雇用統計や消費者物価指数（CPI）の予想が影響し、アメリカ連邦準備制度理事会（FRB）の利下げの可能性が低下したため、投資家がリスク回避策を講じていると指摘しています。
また、最近の不安定な世界情勢や貿易関税への懸念が、株式市場に影響を及ぼし、S&P 500やナスダックもそれぞれ2%と3%下落しました。
特に、ドナルド・トランプ元大統領のインタビューによる景気後退への懸念が再燃し、米国株は大きな下落を記録しました。
さらに、米ドルの強さやタカ派的なFRBのシグナルも影響し、短期的な回復の期待が後退していますが、恐怖と強欲指数が低水準にあることから、反発の可能性も指摘されています。
QCPキャピタルは、米国債利回りの低下がリスク資産にとってポジティブな要因になる可能性があると述べており、今後の市場動向に注目が集まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2ca7a9fd8d48eae70b02dda8b80afb8eeffcc59f
コメントの内容は、急落した暗号資産市場に対する多様な意見が寄せられていました。
まず、投機の場としての暗号資産市場に対する批判があり、政府や著名人が市場を過剰に評価した結果、混乱が生じているとの指摘がありました。
特に、過去の金融危機と同様に、資産の損失を利用して利益を得ようとする人々がいることが懸念されていました。
次に、技術の可能性についての意見もありましたが、利益追求が優先され、社会システムに組み込まれていないために無駄にリソースが消費されているとの声が上がっていました。
また、政治家の影響力に関する心配もあり、特にトランプ氏の判断力が疑問視されるコメントがありました。
さらに、米株価の異常な高さやドージコインの下落についても言及され、マネーゲームとしての側面が強調されていました。
全体として、暗号資産市場の急落は、単なる経済的な問題ではなく、政治や社会全体に影響を与える深刻な事態であるとの意見が多かったです。
ネットコメントを一部抜粋
投機の場として規律は放っておきながらに、どっかの大統領、政府関係者などはその市場を過剰に評価もするのだから。
せっかくの技術なのに安定させて社会システムに組み込むこともなく利益を求めて投資目的で運用している。
トランプさん、大丈夫ですかね。
流石にお歳なので「こうすればどうなる」という判断が出来ておらず。
7億ドルって、すごい。
けど、米株価は異常に高いため、いいかげん大暴落してほしい。
株と同じ、いつかはカネに変えないと全く意味がない。