スペインで史上最悪の洪水が発生し、158人が死亡。8時間で1年分の雨が降り、交通や農業にも深刻な影響が出ています。
特にバレンシア州などの一部地域では、わずか8時間で1年分の雨が降り、街は冠水し、多くの車が濁流に流される事態となりました。
現地に23年住む日本人の田川敬子さんも、これまでの経験では想像もできないほどの被害に驚きを隠せません。
彼女は、洪水後に泥だらけの道を通ってスーパーに行った際、略奪のために物がほとんど残っていなかったと語っています。
また、交通機関が完全に麻痺し、高速道路や鉄道が運休しているため、移動が困難な状況が続いています。
洪水の影響は農作物にも及び、特にオレンジやオリーブなどの生産に深刻な影響が懸念されています。
スペインはオリーブの生産量で世界一を誇りますが、田川さんによれば、被害を受けた地域はオリーブ栽培が盛んな場所ではないため、全体的な生産には大きな影響はないと考えられています。
しかし、収穫シーズンに計画通りに作業が進められないことは明らかで、スペイン当局はかんきつ類の生産が国内の約6割を占めるバレンシア州において、農作物への大きな被害を予測しています。
このような状況は、スペインの農業や経済にさらなる影響を及ぼす可能性が高いと見られています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/636c9d9f97559979dd4528af6fb4b5133aecb271
スペインで発生した豪雨による洪水は、158人の命を奪い、農業にも深刻な影響を与えたことが話題になりました。
多くのコメントでは、これまでに経験したことのない豪雨がもたらした被害の大きさや、治水対策の不備が指摘されました。
また、気候変動の影響についても言及され、特に国民党やVOXが気候変動対策に反対していることが批判されました。
災害時の略奪行為についての意見もあり、海外に住んでいるとそのような行動が普通に感じられることが示唆されました。
洪水の規模については、まさに「水の怒り」とも言えるほどの猛威であり、建物や車を飲み込み、日常の常識が崩壊する様子が描写されました。
特に「8時間で1年分の雨」という異常な降水量は、気候変動の影響を強く印象付けるものでした。
多くの人々が、このような自然災害に対する備えや対応が必要であると感じていたことが伺えます。
ネットコメントを一部抜粋
スペインにこんな豪雨降る事は今までなかったから
治水が全く対応できなかったんですよね
もうそれは水じゃない、氾濫や!空から降り注ぐ洪水や!
死者が158人っていう数字やけど、これは水の恐怖そのものが人々を襲った証や。
こんな水の猛襲、もはや「天災」やなくて「天の制裁」や!