SNSとオンラインゲームが引き起こす子供の犯罪被害増加の現状

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警察庁の発表によると、SNSを通じた子供の犯罪被害が増加しており、小学生の被害は10年前の3倍以上。特にオンラインゲームが関与しており、注意が必要です。

要約すると警察庁の発表によると、令和6年にSNSをきっかけに児童ポルノや児童買春、不同意性交などの犯罪被害に遭った18歳未満の子供は1486人に上り、依然として高い水準で推移しています。

特に小学生の被害は10年前に比べて3倍以上増加し、136人に達しています。

オンラインゲームを通じて知り合った子供も増えており、98人に上ります。

SNSでの被害が多く見られるプラットフォームは、インスタグラムとX(旧ツイッター)が全体の約6割を占めており、小学生の中では中国系動画投稿アプリ「TikTok」が特に多く利用されています。

オンラインゲームでは「荒野行動」が27人、「We Play」が23人、「フォートナイト」が11人、「第五人格」が9人と、ゲームの種類によっても被害者が分かれています。

警察庁によれば、オンラインゲーム内での会話機能やボイスチャットを利用して仲良くなり、その後シグナルなどの秘匿性の高いSNSへ誘導されるケースが増加しているとのことです。

さらに、容疑者との接点を持つきっかけとなった最初の投稿は、子供側からが7割以上を占めており、投稿内容は「プロフィールのみ」やアニメ、趣味、日常生活、友達募集など多岐にわたります。

警察庁は、一見して犯罪とは関係のない内容でも、犯罪に巻き込まれるリスクがあることを強調し、注意を呼びかけています。

また、昨年1年間における子供に対する不同意性交などの性犯罪の摘発件数は4850件となり、2年連続で増加し、過去10年で最多となっています。

このような現状を受け、SNSやオンラインゲームの利用に対する注意喚起が重要です。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fbc3b0d169950ac5416a2e564aae4e4ebd021994

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