オーストラリアのインフルエンサーが野生のウォンバットの赤ちゃんを連れ去り、国際的な批判が殺到。専門家や首相も懸念を表明し、ビザ取り消しの可能性も。
この行動は「浅はかな行動」とされ、オーストラリア国内だけでなく、国際的な問題にまで発展しました。
映像では、母親のウォンバットが心配そうに赤ちゃんを追いかけ、女性の足元に近づく様子が見られます。
ウォンバットは、カンガルーと同じく袋を持った哺乳類であり、近年の山火事などによって生息地が減少しているため、オーストラリアでは国を挙げて保護活動が行われています。
このため、インフルエンサーの行動に対する批判は瞬時に広がりました。
ジョーンズ氏は、約1分後に赤ちゃんを母親に返したと主張していますが、専門家は母親が恐怖を感じて逃げ出してしまう可能性を指摘し、赤ちゃんが生き別れになってしまったかもしれないと警告しています。
オーストラリアのアルバニージー首相はこの行動に激怒し、「このインフルエンサーには他の動物にやってみることを提案します。
クロコダイルの赤ちゃんはどうですか?」と皮肉を込めた発言をしています。
また、オーストラリア当局は、ジョーンズ氏のビザを取り消し、永久に入国禁止とする可能性も検討しているとのことです。
この問題は、野生動物の保護に対する意識を高めるきっかけとなるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5702576aae3af1ecd6237a3841288f58da459c50
オーストラリアのインフルエンサーが引き起こした野生動物問題についてのコメントには、動物の福祉に対する強い懸念が表明されていました。
多くの人々は、野生動物の赤ちゃんを触ることが育児放棄を引き起こす可能性があることを指摘し、特に母親と一緒にいる動物を無理に連れ去る行為が母子に与えるストレスに対する批判が目立ちました。
また、オーストラリアでは野生動物を触ることが禁止されていることを強調する意見もあり、他国の状況と比較してその重要性が語られました。
さらに、SNSの影響で視聴者数を稼ぐために無責任な行動をするインフルエンサーへの不満も多く、入国拒否を求める声が上がっていました。
全体として、動物に対する配慮や倫理的な行動が求められる中で、無責任な行動が社会に与える影響について深く考えさせられるコメントが多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
野生動物の赤ちゃんを触るのはだめ。
赤ちゃん云々ではなく野生動物を触るのってオーストラリアでは禁止ではなかった。
自分の子供が目の前で見知らぬ人間に連れ去られたらどう思うのだろうか。
動画のためなら何をしてもいいと思ってるインフルエンサーは滅びて欲しい。
無責任な人間って失格。