改正道路交通法が施行され、自転車運転中の「ながらスマホ」と「酒気帯び運転」に対する罰則が強化されました。違反者には懲役や罰金が科され、自転車運転講習制度も導入されています。
この法律では、自転車に乗りながらスマートフォンを手に持って通話することや、画面を注視する行為が新たに禁止され、違反者には最大で6カ月の懲役または10万円の罰金が科される。
交通の危険を生じさせた場合には、罰則がさらに厳しくなり、1年以下の懲役または30万円以下の罰金が課される。
なお、自転車を停止中にスマートフォンを操作することは対象外とされている。
また、酒気帯び運転については、違反者には3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科され、自転車を提供した人や同乗者にも罰則が適用される。
さらに、これらの行為は「自転車運転講習制度」の対象となり、3年以内に違反・事故が2回以上発生した場合、3時間の講習を受ける必要があり、手数料は6000円。
受講命令に従わなかった場合には5万円以下の罰金が科される。
警察庁によると、2023年の自転車関連事故は7万2339件に達し、前年より2354件増加しており、全交通事故に占める割合も増加傾向にある。
この改正は、自転車利用者の安全を確保し、重大事故を防ぐことを目的としている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bdb86bc31283a23e727b33b6a76f25be74d5e6bd
自転車運転中のスマホ使用や酒気帯び運転の罰則強化に関するニュースに対して、ネット上では多くのコメントが寄せられました。
多くの人が、ながらスマホ運転の危険性を指摘し、特に自転車利用者のスマホ使用が周囲に与える影響を懸念していました。
コメントの中には、自転車を運転する人がスマホを見ながら音楽を聴いている様子を目撃し、非常に危険であると感じたという意見がありました。
また、法整備が進んだこと自体は良いと評価しつつも、取り締まりの実効性が問われていました。
特に、電動キックボードや自転車の取り締まりが甘いのではないかという懸念が示され、厳罰化を望む声も多くありました。
さらに、取り締まりが形だけのものであってはならず、実際に違反者を検挙する姿勢が求められていました。
加えて、スマホの使用を抑制するための技術的な対策も提案され、例えば運転中に画面が映らない機能を強制的に付けることが有効ではないかといった意見も見られました。
全体として、法改正が行われたことを歓迎しつつも、その後の取り締まりが重要であるとの認識が広がっていました。
ネットコメントを一部抜粋
車で狭い道を運転しているとき前を走っている自転車、乗っているやつがスマホ見ながらヘッドフォンで音楽聴いている。
まずは法整備がなったということは良いことだと思う。
町中で道路を見ていれば、5分も経たずにながらスマホ運転の車を見ますよ。
見せしめ行為・見せしめ検挙と揶揄されても、厳しく取り締り、その様子がテレビやネットなどで報道されて違反者に対する注意喚起となってほしいです。
法制度が整ったのは良いことです。