新潟国際アニメーション映画祭が2023年3月15日に開催。オープニングには押井守監督の『イノセンス』が上映され、国際的な作品が集まりました。今敏監督の特集上映も行われ、3月20日まで多彩なイベントが楽しめます。
この映画祭は、世界初の長編アニメーション中心の映画祭として注目されており、アジア最大のアニメーション映画祭でもあります。
オープニングイベントでは、フェスティバル・ディレクターの井上伸一郎氏が開会宣言を行い、世界からの注目度や参加国の多様性について言及しました。
特に今年は多国籍な作品が集まり、レベルの高いコンペティションが期待されています。
鈴木康之新潟県副知事の挨拶に続いて、審査員たちが登壇し、映画祭の意義や参加者への激励の言葉を述べました。
ドワーフのプロデューサーである松本紀子氏は、映画祭は作品や人との出会いが重要であると強調し、アニメ作家のクリスティン・パヌシュカ氏は、アニメ業界の特別さを称賛しました。
さらに、コンペ審査員長のマニュエル・クリストバル氏は、アニメーションと日本文化の関係について述べ、映画祭への感謝の意を表しました。
オープニングでは、大川博賞と蕗谷虹児賞の受賞者も発表され、シンエイ動画が大川博賞を受賞し、押山清高氏らが蕗谷虹児賞を受賞しました。
オープニング上映作品は押井守監督の『イノセンス』の4Kリストア版で、監督のビデオメッセージとトークセッションも行われました。
今年のレトロスペクティブでは、今敏監督の特集が組まれ、多様な作品が上映されます。
この映画祭は3月20日まで開催され、多彩なプログラムが用意されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8af27769ad66a71d243030659e5f2d0904601fc1