荒川区がChromebookを導入し、Windowsの校務支援システムを併存させる新システムを構築。教員の働き方が柔軟に。
これに伴い、教員用端末も2024年9月からChromebook Plusを導入します。
しかし、既存のWindowsベースの校務支援システムをそのまま使用する必要があるため、荒川区教育委員会は、1台の端末で2つのOSを併存させる新しいシステムを構築しました。
具体的には、Chromebookを使用しながら、Windowsの仮想環境とリモートデスクトップを介して校務支援システムにアクセスできるようにしました。
このシステムでは、校務支援システムを利用するために3段階の認証を経るため、安全性も高いとされています。
従来、教員は職員室に固定されたWindowsノートを使用して校務を行っていたため、職員室に縛られることが多く、特に家庭の事情がある教員にとっては不便な状況でした。
新システムの導入により、教員は1台の端末で授業と校務を行うことができ、場所を選ばずに仕事をすることが可能になります。
これにより、教員の在校時間の短縮が期待され、より柔軟な働き方が実現される見込みです。
荒川区教育委員会は、端末の切り替えを通じて、教員が効率よく仕事を行える環境を整えることを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5b8ac472d027bfc7c152bccba781aad6a724c750
荒川区がChromebook導入を決定し、新たな校務支援システムを構築することに関して、多くのコメントが寄せられました。
特に、教育環境においてMicrosoftがGoogleのWorkplaceに劣っていることが指摘され、校務システムのWeb化により、フルChromeやクラウド化が進む可能性が示唆されました。
しかし、WordやExcelを使用したい教員のために、AVD(Azure Virtual Desktop)やOffice365が残るのではないかという懸念もありました。
次期システム更新時には、Windowsに戻るのではないかとの意見もあり、教員の中にはダブル認証に対する拒否反応があると指摘されました。
さらに、予算が限られているため、現場の声が十分に反映されていないという行政への批判も見受けられました。
また、Chromebookのファンクションキーが存在しないことに疑問を持つコメントもあり、実際の操作に不安を感じる教員がいることが伺えました。
最後に、Windowsのアップデートに関する不満や、会議での決定過程に対する皮肉も寄せられました。
このように、Chromebookの導入に対しては賛否が分かれ、さまざまな視点からの意見が交わされました。
ネットコメントを一部抜粋
教育環境ではMSがGoogleのWorkplaceに負けたのが分かる事例ですね。
結局、次期システム更新時にはWindowsに戻ると思うけどね。
素朴なギモン、教師が実際に操作するのはChromeBookです。
windowsはアップデートのたびに大変で…最近もNASのアクセスでゴタゴタさせられました…
決定にあたり会議、議事録をみれば「根性」「気合で乗り切る」とかありそーだぬ(´・ω・`)