タイSECがUSDTとUSDCの利用を承認、暗号資産市場に新たな展開

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タイSECが米ドル建てのステーブルコイン「USDT」と「USDC」を認可し、暗号資産取引所での利用が可能に。日本でも初のステーブルコイン取扱いが始まる。

要約するとタイ証券取引委員会(タイSEC)は、米ドル建てのステーブルコイン「USDT」と「USDC」を同国の認可暗号資産として承認したことを発表しました。

この承認により、これらのステーブルコインは、タイ国内で運営される暗号資産取引所において取引ペアとして利用できるようになります。

この改正規則は2023年3月16日から施行される予定です。

タイSECは、改正案に対する国内からのフィードバックを求め、業界からの支持を受けて2月に最終決定を下していました。

これまでタイで認可されていた暗号資産は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など限られており、USDTとUSDCの承認は新たな進展を示しています。

テザー(Tether)社によると、タイ国内でのUSDTの取引量は約40%を占めており、暗号資産の時価総額ランキングでUSDTは3位、ステーブルコインでは1位に位置しています。

一方、米サークル(Circle)が発行するUSDCは、暗号資産ランキングで7位、ステーブルコインでは2位となっています。

さらに、日本でも3月4日にSBI VCトレードが「電子決済手段等取引業者」として登録を完了し、国内初のステーブルコイン取扱いが始まります。

日本では2023年6月1日施行の改正資金決済法に基づき、一定のステーブルコインが電子決済手段として位置づけられ、流通が可能となるため、今後の市場動向に注目が集まります。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/be99074e54b91f1e06d9f5eecf262aaf04f998f1

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