アシックスが廃棄シューズを活用した新スニーカー「NEOCURVE」を発表

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アシックスが廃棄シューズを原料にした新スニーカー「NEOCURVE」を11月1日からヨーロッパ限定で発売。サーキュラーエコノミーを実現するプロジェクトの一環で、再生材料を使用したデザインが特徴です。

要約するとアシックスは、これまで廃棄されていたシューズを原料にした新しいスニーカー「NEOCURVE(ネオカーブ)」を開発し、11月1日からヨーロッパ限定で発売します。

この製品は、スポーツやファッションをより楽しむためのサーキュラーエコノミーを実現するプロジェクトの一環として展開されており、廃棄予定の製品から新しい製品を生み出すことを目指しています。

具体的には、同社が製造したシューズのデッドストックやサンプル品、自社基準をクリアしなかった商品をリサイクルし、材料として活用しています。

シューズの回収から解体、材料化、デザイン、製造、販売までをヨーロッパ圏内で行うことで、CO2排出量の削減にも寄与するとのことです。

リサイクルはオランダのシューズリサイクル大手Fast Feet Grindedが担当し、フォーム材、ゴム、繊維、皮革、金属などに分けられます。

各素材は、シューズに必要な強度や耐久性を満たすようにテストを繰り返し、アッパーや靴底、ミッドソール、中敷きに使用されます。

再生材料はシューズ全体の約15%を占め、一般的な再生材料を含めると全体で約25%となります。

商品名の「NEOCURVE」は、新しい生産方法であるサーキュラーエコノミーの実現を目指すシューズであり、既存のリニアエコノミーからの転換を示す意味が込められています。

デザインはオランダのデザインハウスStudio Hagelとのコラボレーションで、2000年代初期のアーカイブを現代風にアップデートし、流線形のメタリック調仕上げが施されています。

スニーカーやスポーツシューズは多くの異なる材料で作られているため、これらを分解・粉砕して新たに製造することは難しいとされてきましたが、アシックスの取り組みはスポーツブランドとして初めての試みです。

今後はヨーロッパ以外での展開や、リサイクル材料の他の産業での利用も検討される予定です。

カラーはブラック×ピュアシルバー、ピードモントグレー×ピュアシルバーの2タイプ、サイズはEU37~46の15サイズで、アッパーは人工皮革と合成繊維、アウターソールはゴム底、製造国はポルトガルです。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ab45eaba1e6b9f3064560dbdd6eff7cc031f26ac

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