USDTがTaproot Assets上で正式に発行され、Joltz Walletが登場。暗号資産の利用が進化中。
要約すると「LN Trends 2025年3月(vol.5)」では、ビットバンクが運営する暗号資産取引所が、TetherによるUSDTのTaproot Assets上での正式発行を発表したことを紹介しています。
これまでUSDTは、発行体でない事業者が他のブロックチェーンでUSDTをロックすることで発行されていましたが、TetherがLightning Labsと共同で正式に発行することで、取引の透明性と効率性が向上することが期待されています。
2024年には、ブロックチェーン上でのUSDTの総取引量が10兆ドルを超え、Visaの年間取引量に迫る勢いになる見込みです。
Lightning Labsは、この流通がAIエージェント同士の取引やBitcoin上でのDeFi、新たな金融商品の開発を促進する可能性があるとしています。
また、JoltzがTaproot Assetsに対応したノンカストディアルウォレット「Joltz Wallet」をリリースしました。
このウォレットは、オンチェーン、Lightning Network、Taproot Assetsの決済に対応しており、BTCとTaproot Assets上のUSDTをスワップする機能も計画されています。
公式のUSDTが発行されるまで、Ethereum上のUSDTを裏付けとしたラップドUSDTが使用可能で、オンチェーンでのTaproot Assets USDTの送受信デモ動画も公開されています。
これにより、暗号資産の利用がさらに進展することが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f6f6527c5ad3611cb37f840770838291529072da