無罪判決を出さない裁判官の実態と日本の刑事司法の問題

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日本の刑事司法では無罪判決が出にくく、無罪を出したことがない裁判官も存在します。これは、裁判官の先入観や検察への忖度、世論の影響が影響しており、冤罪の多発を招いています。

要約すると日本の刑事司法における無罪判決の出しにくさについて、元エリート判事で法学の権威である瀬木比呂志氏が指摘しています。

彼の著書『現代日本人の法意識』では、日本の刑事司法システムの「構造的な問題」が浮き彫りにされており、特に「冤罪」が多発する背景に迫ります。

日本の刑事訴訟は「精密司法」と称されていますが、その実態は証拠捏造や偽証強要が横行し、法の支配が脅かされているとされています。

特に注目されるのは、刑事系裁判官の中には一度も無罪判決を出したことがない人が存在するという事実です。

これは、裁判官自身が「被告人は平気で嘘をつく」といった先入観を持ち、無罪を出すことに対する忌避感が根強いことを示しています。

また、検察や警察の権力に対する恐れや、世論の影響を受けやすいことも要因として挙げられています。

さらに、裁判官の多くが専門家としての自信を持てず、国家権力に対抗する勇気が欠如していることも問題視されています。

結果として、日本の刑事事件の有罪率は非常に高く、実質的に無罪判決が出にくい状況が続いています。

このような状況は、法意識の低さや社会全体の問題とも関連しており、国民自身も冤罪に対する意識が希薄であることが指摘されています。

瀬木氏は、日本の刑事司法が「中世並み」と評されることもあると述べ、法の適正さについての疑問を投げかけています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/78b11ebe63267f6d8f7c62fa389cb936ffe54d1f

ネットのコメント

コメントでは、日本の刑事司法における無罪判決の少なさについて、多くの意見が交わされました。

無罪判決がほとんど出ない理由として、裁判官が無罪を出すことに対する躊躇や、検察が無罪になる可能性のある事件を起訴しない傾向が指摘されていました。

特に、冤罪のリスクを避けるために、検察が慎重に起訴を判断することが、結果として有罪判決の割合を高めているという意見が多く見られました。

また、裁判官が過去の判例に縛られ、独自の判断を行わないことが問題視され、AIに代替可能なほどの判断力の欠如が懸念される声もありました。

さらに、無罪判決が出ることで、被害者やその家族にさらなる苦痛を与える可能性があることから、厳格な立証を求めることの難しさについても言及されていました。

全体として、無罪判決が少ない現状には、司法制度の構造的な問題が影響しているという見解が多くのコメントに共通していました。

ネットコメントを一部抜粋

  • この視点は、面白いと言うか、興味深いですね。

  • 無罪がほとんどないことそれ自体には何の問題もない。

  • 犯罪と思わしき事件の容疑者を、検察官が書類送検しても起訴しないという事例が多数みられる。

  • 検察が自らを裁判官だと思い、無罪判決を出してるように思える。

  • 日本は個人の人権よりも司法のメンツを重んじる偏った思考が強過ぎるのだと思います。

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